週刊少年ジャンプ2025年50号(2025年11月10日発売)

■掲載漫画ピックアップ

●『JK勇者と隠居魔王』(初雛まつり)
新連載表紙&巻頭カラー!戦いを繰り広げていた勇者と魔法だったが、あるとき魔王は勇者に戦いの終結を提案する。人間の暮らしに興味を持っていた魔王は、勇者の住処への居候を求め、普通のJK生活を送りたい勇者・神楽坂アスカもそれを了承する。戦いは平和的に終結し、勇者と魔王の奇妙な同棲生活が始まった——

日本の生活に馴染む魔王と高校デビューを目指す勇者の合言葉は「がんばろう『ふつうの生活』」。初回から「勇者の友達が実は敵」というコテコテの展開でしたが、魔王のキャラクター性も相まって、バトルがコメディ要素として上手く昇華されていました。

●『呪術廻戦≡』(原作:芥見下々 作画:岩崎優次)
共生か対立か——日本側でもシムリア側でも、どちらの立場を推すのかで意見が割れていた。マルの弟・クロスは「奪われた」ことの屈辱を抱えたままだったが、人との触れ合いや憂花との対話を経て、共生に票を投じた。日本とシムリアの両者が共生を目指すなかで、文化交流の食事会は“タコパ”に決まった——

薄氷の上の共生。憂花や真剣、マルとクロスなど現場で友好関係を築いていたとしても、どちらの陣営にも相手を良く思わない層がいることで、今後何かが拗れてしまいそうな予感がします。また、生存が示唆された虎杖悠仁がストーリーにどのように絡んで来るのか気になります。

●『悪祓士のキヨシくん』(臼井彰一)
大魔王・地獄瀬(へるせ)ブブが現れた。キヨシ一行に緊張が走るが、なんと最高位悪祓士・死屍戸の友人だという。前代未聞の状況を前に困惑するキヨシたち。地獄瀬ブブは、自らの息子たちが暴走し、魔界に混沌をもたらそうとしている状況を前に、死屍戸とキヨシたちに協力を求める——

「罪なき悪魔を守るのも悪祓士の仕事」だと意気込むのは実にキヨシらしい考えです。とはいえキヨシや死屍戸の到来が魔界中にバレてしまったことで、魔界での戦いも一筋縄ではいかないようです。

■掲載順チェック!

【今号の掲載順】
JK勇者と隠居魔王(初雛まつり)<巻頭カラー>
呪術廻戦≡(原作:芥見下々 作画:岩崎優次)
ONE PIECE(尾田栄一郎)
さむわんへるつ(ヤマノエイ)
隣の小副川(鍋ヒデアキ)<センターカラー>
魔男のイチ(原作:西修 作画:宇佐崎しろ)
SAKAMOTO DAYS(鈴木祐斗)
ゴンロン・エッグ(谷崎修平)
あかね噺(原作:末永裕樹 作画:馬上鷹将)<センターカラー>
しのびごと(原作:たけぐし一本 作画:みたらし三大)
鵺の陰陽師(川江康太)
アオのハコ(三浦糀)<センターカラー>
悪祓士のキヨシくん(臼井彰一)
ひまてん!(小野玄暉)
僕とロボコ(宮崎周平)
カグラバチ(外薗健)
逃げ上手の若君(松井優征)
灯火のオテル(川口勇貴)
ハルカゼマウンド(原作:後藤冬吾 作画:松浦健人)

<休載>
ウィッチウォッチ(篠原健太)

【コメント】
3週連続の新連載の第3弾として、『JK勇者と隠居魔王』が始まりました。先週始まった『隣の小副川』に続き、コメディ色が強い作風です。早い段階で読者の心を掴めるほどの存在感を発揮できるか、注目していきたいところです。