
©美内すずえ/白泉社
美内すずえ原作『ガラスの仮面』の連載50周年を記念した公式ファンブック「『ガラスの仮面』連載50周年記念アクリルジオラマつきSPファンブック」が2025年12月19日に発売されます。
1975年に連載開始された『ガラスの仮面』は、主人公の北島マヤが大女優・月影千草に演技の才能を見出されて伝説の舞台「紅天女」を目指す物語。
一見平凡な少女、しかし、ひとたび役に入ると驚異の演技力を発揮するマヤの役者としての成長、さらに、宿命のライバルとなる姫川亜弓や表向きは冷酷な社長として振る舞うも影で「紫のバラのひと」としてマヤを大きな愛情で見守る速水真澄らとの関係を描いたドラマチックな本作は、長年多くのファンに愛されてきた国内の少女漫画きってのロングセラー作品の一つ。
現在はコミックスは49巻まで出ていますが、「紅天女」の試演やマヤと速水真澄の関係がどのように進むのか、その答えを待ち続けている根強い読者も多いのではないでしょうか。
今回発売が決定したファンブックは、単行本未収録の特別番外編「愛のメソッド」や初代担当編集の小長井氏との特別対談、ネームやプロットが描かれた創作ノートや歴史を振り返る BIG 年表などが収録されます。
さらに嬉しいのが、本作の中で上演された舞台劇「ふたりの王女」の舞台背景を再現したアクリルジオラマが付属されていること。マヤと亜弓が演じた美王女アルディス(マヤ)と冷たく孤独な王女オリゲルド(亜弓)もセットになっています。
©美内すずえ/白泉社
「ふたりの王女」は、『ガラスの仮面』の後半に登場する舞台劇ですが、華やかな宮廷の中で美しく慈愛深い王女アルディスと冷たく孤独な王女オリゲルド
非常に見応えがありました。同舞台を再現できるアクリルジオラマを手に入れて、今一度あの部隊でふたりの王女がたどった数奇な運命に心を馳せてみるのもよいかもしれません。
【「ガラスの仮面」連載50周年記念アクリルジオラマつきSPファンブック】
著:美内すずえ
サイズ:A5判 マルチメディア商品
発売日:2025/12/19(金)
価格:5,390円(本体4,900円+税)
