■掲載漫画ピックアップ

●『逃げ上手の若君』(松井優征)
武蔵野合戦超白熱!表紙&巻頭カラー!死亡したと思われた吹雪だったが、上杉家によって密かに救出され、治療を施されていた。高師冬ではなく、逃若党の吹雪として——時行たちと共に強大な尊氏に立ち向かう。
最近まで絶望の色を浮かべながらの戦いが続いていたので、時行・弧次郎・吹雪が楽しそうに戦う姿が見られてなにより。それがたとえ、邪気を受けて文字通り吐き散らかしながらだとしても……。巻頭カラーという目立つ掲載順位で、今回の話を堂々と掲載するのは流石の松井先生といったところでしょうか。
●『ウィッチウォッチ』(篠原健太)
ニコの帰りを待つ間、心ここにあらずといった様子のモリヒト。放課後にカンシと共に歩いていたら、ある女性とぶつかってしまい——どこか画風が異なるその女性の名前は「青野波子(あおのはこ)」。そしてその後に声をかけて来た男性の名前は「井本待機(いのもとたいき)」。波子に恋する待機はモリヒトに恋愛相談をする——
三浦糀先生の書き文字協力のもと、ウィッチウォッチにアオのハコが登場!篠原先生が描く千夏と大喜、いや波子と待機は、絶妙にキャラの特徴を捉えていて不思議な気持ちになります。
●『悪祓士のキヨシくん』(臼井彰一)
魔王城前では、最高位悪祓士(パラディンクロス)・死屍戸五郎の公開処刑が行われようとしていた。実力を踏まえれば、自力での脱出も可能な死屍戸が囚われの身になっている理由とは——
処刑に現れた大魔王・地獄瀬ガガに奪われた“推し”との2ショットサイン入りチェキを取り返すべく捕まっていた死屍戸の実力はかなりのもの。今後のキヨシとの絡みも楽しみです。
■掲載順チェック!
【今号の掲載順】
逃げ上手の若君(松井優征)<巻頭カラー>
魔男のイチ(原作:西修 作画:宇佐崎しろ)
ONE PIECE(尾田栄一郎)
ウィッチウォッチ(篠原健太)
アオのハコ(三浦糀)<センターカラー>
あかね噺(原作:末永裕樹 作画:馬上鷹将)
呪術廻戦≡(原作:芥見下々 作画:岩崎優次)
ウラのレポート(沼駿)<センターカラー・読切>
悪祓士のキヨシくん(臼井彰一)
さむわんへるつ(ヤマノエイ)
カグラバチ(外薗健)
ひまてん!(小野玄暉)
しのびごと(原作:たけぐし一本 作画:みたらし三大)<センターカラー>
僕とロボコ(宮崎周平)
鵺の陰陽師(川江康太)
ハルカゼマウンド(原作:後藤冬吾 作画:松浦健人)
灯火のオテル(川口勇貴)
カエデガミ(遥川潤)
ピングポング(片岡誉晴)
エキデンブロス(野乃大生)
<休載>
SAKAMOTO DAYS(鈴木祐斗)
【コメント】
今号では、沼駿先生の『ウラのレポート』がセンターカラー&読切として掲載され、『超巡!超条先輩』が2026年にアニメ化されることも発表されました。連載終了後に「次にくるマンガ大賞2025」でコミックス部門3位に入賞の上、さらにアニメ化まで……ファンの根強い応援の力を感じられるからこそ、連載終了してしまったことが惜しまれます。
