どうなる?新世代の活躍『わさんぼん2』連載開始

芳文社「まんがタイム」10月号から新連載『わさんぼん2~青春和菓子餡中模索~』(佐藤両々)が始まりました。

2009年に連載が開始した『わさんぼん~和菓子屋顛末記~』が2020年に完結して約5年。最終コミックス6巻描き下ろしで、主人公らのその後が描かれていましたが、さらにその後が新連載となって返ってきました。

前作『わさんぼん』の主人公である望月 草太(もちづき そうた)は、本作では親世代となって登場。『わさんぼん2』の新たな主人公として娘の「きーちゃん」が登場します。「きーちゃん」は、もちろんあだ名。その内、本名が出てくると思いますけど、何となく花の名前と絡みそうなので「菊」かなあと思っています。彼女が中学三年生であることから、前作から20年くらい後なのでしょう。

また柏木明月の子供と思われる姉(白ちゃん・高校生、)弟(みーくん・中学三年生)、そして眉の太さと身長の高さから桜葉萩と道明寺咲良の子供である「安吾」らしい少年(中学三年生)も登場。おそらく「きーちゃん」「みーくん」「安吾」の3人を中心に話が進んで行くと思われます。ただし、コミックス6巻描き下ろしには名店「泰六堂」跡取りである水無月外郎も結婚していると描いてありましたので、そちらの子供も登場しそうです。…ライバルかな?

注目したいのは連載第1回で全国和菓子甲子園が舞台となったこと。和菓子作りを目指す高校生が集う大会なのですが、3人も和菓子甲子園の優勝を目指すらしいので、和菓子バトルがテーマになりそうです。ただし、よくよく考えれば、3人の住んでいるところってどこなのでしょうね。柏木家は東京でしょうし、桜葉家(兄)は京都のはず。コミックス6巻で「遠くに連れて来ちゃった」のセリフがあるので、「きーちゃん」はおそらく東京でしょう。これで一緒の高校に進学できるのでしょうか。それとも私が何か勘違いしているのか。もっとも作中では「亰都」などと地名表記を変えてありますし、あまり現実を考えなくても良さそうです。

ひとつ気になるのは恋愛的要素の有無です。前作『わさんぼん』では、これでも買って程にバッチバチに恋愛シーンが描かれていました。ラストは結ばれてのハッピーエンドでしたしね。コミックス6巻描き下ろしに登場した大寿は一人前の職人になっていそうですし、幼いころの気持ちが変わっていなければ、きーちゃんは大寿に片思いをし続けてるでしょう。そこにみーくんと安吾が絡めば三角関係にも四角関係にもなりそうです。その辺りの展開を楽しみにしたいと思います。

【作品データ】
作品:わさんぼん~和菓子屋顛末記~
作者:佐藤両々
連載:芳文社「まんがタイムオリジナル」連載
刊行状況:全6巻発売中