週刊少年ジャンプ2025年42号(2025年9月15日発売)

■掲載漫画ピックアップ

●『さむわんへるつ』(ヤマノエイ)
新連載表紙&巻頭カラー!成績優秀で人望もある生徒会長・梟森未明。持ち前の勤勉さと負けず嫌いな性格で、運動も勉強も常に好成績だったが、「面白さ」には縁がない。彼は人気芸人の深夜ラジオ「月ミド」にネタメールを送り続けるも、未だ一通も採用されたことがなかった。

ネタメールがよく採用される「うなぎポテト」に憧れる未明だったが、ひょんなことから、同じクラスでリスナー仲間でもある水尾海月こそがその人だったと知る——

新連載の第2弾は、ゆったりとした雰囲気のラブコメディ。今のジャンプには恋愛要素を盛り込んだ作品がそれなりにありますが、それらとはまた別路線の面白さを期待したいところです。

●『魔男のイチ』(原作:西修 作画:宇佐崎しろ)
「棺」を名乗ったウェイターは、反世界の魔法の手下だった。侵入者として追い詰めるデスカラスだが、棺の能力によって阻まれてしまう。その能力は魔法操作か命令の反転か——

「魔法と人間の間に絆は生まれない」として人類の全滅を望む棺。イチや魔女たちの物語はさらに加速していきそうです。

●『あかね噺』(原作:末永裕樹 作画:馬上鷹将)
いよいよ朱音の高座が始まる。正明師匠と一生師匠、それぞれからの難題をクリアするためにもがいていた朱音がついに覚醒。「私には時間がない」と語る朱音の脳裏に浮かぶのは、手術を機に失声症となってしまった師匠・志ぐまとの日々だった。

これまでも課題にぶつかる度に朱音は成長して乗り越えてきましたが、今回はこれまでとは少し違った様子。見開きで描かれた射抜くような視線の朱音からは、恐ろしさすら感じます。課題を、ライバルを超えられるのか。次回以降の展開が楽しみです。

■掲載順チェック!

【今号の掲載順】
さむわんへるつ(ヤマノエイ)<巻頭カラー>
魔男のイチ(原作:西修 作画:宇佐崎しろ)
ONE PIECE(尾田栄一郎)
呪術廻戦≡(原作:芥見下々 作画:岩崎優次)<センターカラー>
しのびごと(原作:たけぐし一本 作画:みたらし三大)
アオのハコ(三浦糀)
SAKAMOTO DAYS(鈴木祐斗)
逃げ上手の若君(松井優征)
カグラバチ(外薗健)
あかね噺(原作:末永裕樹 作画:馬上鷹将)<センターカラー>
ウィッチウォッチ(篠原健太)
ひまてん!(小野玄暉)
悪祓士のキヨシくん(臼井彰一)
僕とロボコ(宮崎周平)
灯火のオテル(川口勇貴)<センターカラー>
ハルカゼマウンド(原作:後藤冬吾 作画:松浦健人)
鵺の陰陽師(川江康太)
ピングポング(片岡誉晴)
カエデガミ(遥川潤)
エキデンブロス(野乃大生)

【コメント】
『さむわんへるつ』が始まりました。『ひまてん!』や『鵺の陰陽師』などが印象的であるところに、差別化を図ってどれだけ存在感を示せるかに注目したいです。

一方で、6月に始まった連載陣は少しずつ掲載順が変化してきました。特に『エキデンブロス』は後方掲載が増えてきた印象です。