診療放射線技師が病変を見つける医療ミステリー『ラジエーションハウス』

病院の検査で欠かせないもののひとつが、X線などの診療放射線機器、そして画像診断をする医師の存在です。腕の良い技師と医師がいて、初めて患者は安心して治療を受けることができます。

その中で、診療放射線技師に焦点を当てて描いた医療マンガが、横幕智裕先生原作、モリタイシ先生作画の医療診断ミステリー『ラジエーションハウス』です。2015年より連載が開始され、単行本の発行部数は320万部を突破しています。

【作品紹介】

本作の主人公は、診療放射線技師の五十嵐唯織。医師免許も持っているものの、憧れの幼馴染・甘春杏との幼少期の約束を大切にして、診療放射線技師として働いています。

彼はCTやMRIを撮る腕、病変を読み取る能力は超一流なものの、コミュ障で同調性に欠けるのが難点です。

そんな唯織とヒロインの杏が、タッグを組み眼の前の患者を救うべく、検査を通して病変を見つけていく過程を描いています。

【作品の見どころ】

作品の見どころは、唯織の腕です。

彼の画像を撮る腕はもちろんのこと、診断能力はピカイチです。ただ、同調性に欠け、幼馴染の案を技師として支えるため、治療にも積極的に関わろうとするものの、うまくいかないことも多く……

医療は専門職の集まりであり、プロとプロとのせめぎ合い、意見のぶつかり合いが描かれている点が本作の魅力といえるでしょう。

【作品データ】
原作:横幕智裕
作画:モリタイシ
出版社:集英社(グランドジャンプ)
ヤンジャンWebにて試し読みできます
刊行状況:既刊19巻