日本にもさまざまな文化があるように、外国にもそれぞれの文化があります。たとえば韓国語で「お姉さん」を意味する言葉は「オンニ」です。この言葉は、血縁関係の有無に関係なく使え、女性が親しい年上の女性に対して、この呼称を使います。
ただ、呼ぶ前にはその許可を求め、許可を得てから呼ぶのがマナーです。つまり、「オンニ」と呼べるということは、それだけ親しい間柄ともいえます。今回紹介するのは、オンニと呼びたい相手と関係を作るため奮闘する女性を描く物語、花影あると先生の『オンニって呼んでもいいですか?』です。
【作品紹介】
主人公の那月は、Kぽ(K-POP)オタ歴15年の女性。元推しだったソラのファンでした。しかし、引退してしまい、心にポッカリと穴が空いたように、思い出しては涙する日々。
そんな時、後輩から「人生は一度きりなのに、ただ、推しの復帰を待っているだけで終わるんですか?」と言われ、マッチングアプリに登録します。
アプリを眺めていると、ソラそっくりの女の子が出てきて……。
K-POPオタクと元K-POPアイドルによるラブストーリーです。
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🎤💙KPOP×百合漫画💙🎤
『#オンニって呼んでもいいですか?』
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第1話公開中です!✨
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【作品の見どころ】
見どころは、那月とソラそっくりの女の子との恋の行方です。
たとえ、手に届かないかもと思っていても、やはり一度好きになった子のことを忘れることはできません。
実際、忘れられないからこそ涙するわけです。
このソラそっくりの女の子が、どうして出てきたのか、本当はソラ本人なのかなど、今後の興味がつきません。
【作品データ】
作者:花影あると
出版社:KADOKAWA(CandleA)
※カドコミにて試し読みできます
刊行状況:単行本未刊行(2025年8月より連載開始)
