週刊少年ジャンプ2025年36・37合併特大号(2025年8月4日発売)

■掲載漫画ピックアップ

●『魔男のイチ』(原作:西修 作画:宇佐崎しろ)
マンチネル魔女協会における数々の部署を仕切る責任者たち(魔女候補生 筆頭)のなかでも、次期魔女に最も近いとされるスピカ・ハーヴェストは、クムギの姉であった。周囲から聖女のようだと慕われるスピカの心の内は、なにやら計算高い性格のようで——

妹のクムギを「最高の踏み台」と評するなど、スピカの性格はなかなかのもの。そしておそらくクムギもスピカへの贈り物のお菓子を買ったものの、渡せていない様子が既に描かれていることから、この姉妹の関係性だけで波乱がありそうです。

それにしてもイチの凛々しい美しさが存分に発揮されているのは、流石は宇佐崎しろ先生の作画といったところでしょうか。

●『カグラバチ』(外薗健)
斉廷戦争の英雄であり、妖刀「刳雲」の旧契約者・巳坂伊武基を殺害したのは、毘杓・北兜(ほくと)だった。そして現在の神奈備には、巳坂の弟・奈ツ基がいる。兄の死後も鍛錬を続けた奈ツ基は毘杓侵入の報を聞いて——

これまでベールに包まれていた、刳雲の旧契約者の情報が少しずつ明らかに。新たな毘杓と契約者の弟……こちらも激戦の予感です。

薊がいる曲者処刑場、幽と激突した伯理たち、神奈備に向かうチヒロたち……週刊連載のスピード感で広がった戦況をどのようにまとめるのか楽しみです。

●『しのびごと』(原作:たけぐし一本 漫画:みたらし三大)
6号部隊と9号部隊の忍法勝負も終わり、ヨダカはアオイたちと共に夏祭りへ。ヨダカはこれまで気づけていなかったアオイへの気持ちの正体を自覚しつつあり……?

バトルが決着したと思ったら、ヨダカの心にも大きな変化がありました。第1話で友達になろうと声をかけてきたアオイに対して「考えさせて下さい」と言っていたあのヨダカが恋心を抱く日が来るとは……。初期から追っている読者としてはその成長ぶりに心の中で拍手を送らざるを得ません。

護衛対象であるアオイへの恋心を自覚した今、今後の任務はどうなるのでしょうか。

■掲載順チェック!

【今号の掲載順】
ONE PIECE(尾田栄一郎)<巻頭カラー>
SAKAMOTO DAYS(鈴木祐斗)
悪祓士のキヨシくん(臼井彰一)
魔男のイチ(原作:西修 作画:宇佐崎しろ)<センターカラー>
ひまてん!(小野玄暉)
しのびごと(原作:たけぐし一本 漫画:みたらし三大)
カグラバチ(外薗健)<センターカラー>
ピングポング(片岡誉晴)
アオのハコ(三浦糀)
ハルカゼマウンド(原作:後藤冬吾 作画:松浦健人)
バカバトル(島袋光年)<センターカラー・読切>
カエデガミ(遥川潤)
僕とロボコ(宮崎周平)
あかね噺(原作:末永裕樹 作画:馬上鷹将)
NICE PRISON(すがぬまたつや)
エキデンブロス(野乃大生)
ウィッチウォッチ(篠原健太)
キルアオ(藤巻忠俊)
鵺の陰陽師(川江康太)
逃げ上手の若君(松井優征)
灯火のオテル(川口勇貴)
ルリドラゴン(眞藤雅興)

【コメント】
夏の合併号ということで、表紙にはキャラクターが勢揃い。そしてなんと、週刊少年ジャンプとポケモンが「夏のメガ盛りキャンペーン!」と称して夢のコラボが実現しており、表紙にはジャンプキャラと共にポケモンのキャラも描かれています。個人的にはキヨシと共に描かれたゲンガーがお気に入り。

さて、今週アニメ化が発表された『あかね噺』が次回の表紙&センターカラー。原作の今後もますます期待できそうです。