メンバーを深堀りしたスピンオフ『グラスハート 音楽は何処に?』

音楽など芸術分野は、それぞれの好みによって評価はさまざま。ある人が好きだからといって、万人が評価するとは限らないのが現実です。ただ、芸術分野というのは、その人の才能がものをいいます。

その才能あふれる藤谷直季ら、若者のささやかな日常、音楽への思いを描いた作品として、若木未生先生原作、朔田浩美先生作画の『グラスハート 音楽は何処に?』を紹介します。

【作品紹介】

本作は、若木未生先生の音楽×青春小説『グラスハート』の番外編です。

主人公は、西条朱音が所属する4人組バンド「テン・ブランク(TEN BLANK)」のメンバーたち。

4人それぞれに焦点を当てた物語が描かれていて、それぞれの抱える苦悩やドラマがより明確に紡がれています。

【作品の見どころ】

本作の見どころは、出会いから数年が経ってそれぞれが衝突や仲直りを経て、その絆がより強固になっていく過程が描かれている点にあります。

また、それぞれが個性の強い人物揃いで、周囲から見れば「これでよく関係性が成り立つ」と思われることも多いでしょう。しかし、そこにはそれぞれの抱える思いなど理由があり、それぞれの物語を描くことで、その個性が際立つ作りになっています。

Netflixでドラマの配信もスタートするので、そのあたりも楽しみに見ていきたい作品です。

【作品データ】
・原作:若木未生
・作画:朔田浩美
・出版社:幻冬舎
comicブーストにて一部試し読み可能
・刊行状況:全1巻(以下、続刊)
※文庫版は既刊6巻