表現者を目指す少女たちの夢『淡島百景』アニメ2026年放映開始が決定!

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昨年3月に最終章となる3作を描き切り、長期休載をはさんで足かけ13年にわたって連載された『淡島百景』。昨年5月に最終巻となる第5巻が発売された際、アニメ化決定も同時にお知らせがありました。

ファンが大喜びしたアニメ化の一報から約1年。ティザービジュアルや映像と、アニメの放映開始予定などの情報が公式ページで発表されたので、そのお知らせとティザー映像を見て筆者が感じたことをまとめていきます。

【作品紹介】

舞台となるのは、宝塚歌劇学校をモチーフにしたと思われる淡島歌劇学校。舞台に立つことを夢見る少女たちが、全国から集まってきます。

淡島歌劇学校を目指した動機は、人それぞれ。

ミュージカルスターに憧れて入学した人もいれば、親友の思いも背負ってスターを目指す生徒もいます。

その一方で、受験を持ちかけられて目指そうとしたものの、持ちかけてきた親友に憧れる気持ちとともに嫉妬心が芽生え、淡島受験を諦める少女もいて……。

そんな彼女たちのかけがえのない日々を、人物の視点を変えて交差させながらゆるやかにつないでいく、みずみずしい青春グラフィティです。

『淡島百景』は、第19回(2015年)文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞しました。

【気になるアニメ放映日程は?】

淡島百景』のアニメ公式サイトによると、公式発表(2025年5月13日)時点では2026年放映予定となっています。

この時点で2026年となっていることを考えると、1月期もしくは4月期の放映開始になるのではないでしょうか。

これはあくまでも筆者の予想であり、公式に発表されたわけではありません。

今後、登場人物の声優や放送開始日・放送局などの詳細も明らかになっていくと思われるので、情報を待ちたいところです。

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【ティザービジュアル・ティザー映像公開】

公式サイト公開と同時に、ティザービジュアルとウルトラティザー映像が公開されました。

本作の魅力は、作者である志村貴子先生の、まるでその心理状態が透けて見えてくるかのような繊細な筆致の絵柄です。

ティザービジュアルやウルトラティザー映像を見る限りでは、作品の世界観があますところなく再現されている感じがします。

本放送開始が今から待ち遠しいですね。

【作品データ】
・作者:志村貴子
・出版社:太田出版
※「Ohta Web Comic」で一部試し読み可能
・刊行状況:全5巻