小学館「ゲッサン」にて『吉祥寺少年!』(松江名俊)の連載が始まりました。
わーい🙌来月号のゲッサンで、松江名先生が表紙&巻中カラー‼️うれしー🥳#ゲッサン #松江名俊 #吉祥寺少年 #地上へ pic.twitter.com/fcQwvIQ9ve
— リカ (@nmRika1) May 12, 2025
作者である松江名俊先生の自伝的内容で、タイトルにある通り、少年期から話が始まっています。今ではおしゃれな街のひとつとして有名な吉祥寺ながら、第1話の冒頭で「数十年前までは魔境であった」と表現されています。“魔境”も比喩なのでしょうけど、日本自体のあちこちにそんな場所が残っていた時代でもありました。バブル期辺りから変わっちゃったんですよねえ。
そんな少年期の作者を中心として、2人の兄弟や両親を始め、友人知人や親族らが続々登場しています。「じゃあ、女の子も」と思うでしょう。松江名先生の描く女の子は魅力的ですからね。1話早々に可愛らしい女の子が出てきたと思ったら、わずか3ページで消えて(おそらく引っ越し)しまいました。「ええーっ」ですが、長じての再会を期待しましょう。
それら登場キャラクターの中で、いきなりインパクトが強かったのは作者の父親。職業は画家で、しかも地獄がメインテーマだったともあります。そんな絵が売れるのかなあと思うのですが、モノ好きな人はいそうですし、実は“売り絵”と呼ぶ売るのを主目的にした絵も描いていたことが明らかになっています。「へえ、そうなんだ」と思うばかりです。
変わった親戚のおじさんはいましたが、
これほど粋で豪快な人がいたなんて、羨ましいです。
特に兄を尊敬し甥っ子達を叱るところはカッコイイ!
情操教育にもいい♪
そしてケンイチのあの師匠のルーツが分かるとは驚きです。 pic.twitter.com/PDEUfsFTrB— エルだん (@Erudan17) May 19, 2025
そんなこんなで、最新「ゲッサン」6月号では父親の弟にあたる、とおるおじさんが登場。とおるおじさんの特徴として、酒好き、ギャンブル好き、情にもろいとあり、『史上最強の弟子ケンイチ』に登場する空手の達人である逆鬼至緒(さかき しお)に似ているのだとか。無意識のうちにモデルにしてしまったのかもしれませんね。
世界の終焉と地下で戦う超人の話1
#漫画が読めるハッシュタグ pic.twitter.com/Dnyxs1PnpS— 松江名 俊 公式 (@mb_shun77333) January 16, 2025
サンデー本誌ではスーパーヒーローが活躍する『地上へ…』の連載も始まりましたし、並行作業は大変かもしれませんが、頑張って欲しいものです。で、余裕があれば『史上最強の弟子ケンイチ』の続編もよろしくお願いします。なお『吉祥寺少年!』と『地上へ…』の単行本1巻は、ともに6月18日発売とのこと。当然、合わせたのでしょうね。
【作品データ】
作品:吉祥寺少年!
作者:松江名俊
連載:小学館「ゲッサン」連載中
刊行状況:1巻6月18日発売予定
【作品データ】
作品:史上最強の弟子ケンイチ
作者:松江名俊
連載:小学館「週刊少年サンデー」連載
刊行状況:全61巻
【作品データ】
作品:地上へ…
作者:松江名俊
連載:小学館「週刊少年サンデー」連載中
刊行状況:1巻6月18日発売予定