週刊少年マガジン 2025年19号(2025年4月9日発売)

■掲載漫画ピックアップ

●『黒月のイェルクナハト』(スズモトコウ)
18歳の戌亦しのぎには特殊な能力が備わっていた。人間を喰らう”化物”が見える目と、それを切り裂ける右手である。面接に失敗した帰り道に遭遇した夜をまとったような女を化物と判断したしのぎはその女を切り捨てるが、なぜか復活し「イェルクナハト」と名乗ったその女はしのぎに自分の伴侶となって戦えと迫る。新連載。

●『盤上のオリオン』(新川直司)
奨励会は徒弟制度である。ゆえに会員となった月も師匠を持つ必要があるのだが、我こそはとしゃしゃりでた千葉と久慈が張り合ったりと難航している様子。そんなある日、月は将棋会館で物腰の穏やかな老人と出会う。

●『シャングリラ・フロンティア』(硬梨奈/不二涼介)
久しぶりのヴァイスアッシュとの面会でラビッツに関わるユニークシナリオEXの存在を思い出したサンラクはその鍵を握るアイテムを手に入れるため「無果落耀の古城骸」に向かう。最新単行本22巻が4月16日発売。

■掲載順チェック!

【今号の掲載順】
黒月のイェルクナハト(スズモトコウ)
盤上のオリオン(新川直司)
生徒会にも穴はある!(むちまろ)
シャングリラ・フロンティア(硬梨奈/不二涼介)
真夜中ハートチューン(五十嵐正邦)
はじめの一歩(森川ジョージ)
カナン様はあくまでチョロい(nonco)
カッコウの許嫁(吉河美希)
青のミブロ -新瀬組編-(安田剛士)
彼女、お借りします(宮島礼吏)
ガチアクタ(裏那圭)
篝家の8兄弟(大智そら)
女神のカフェテラス(瀬尾公治)
星喰らいの塔(三ツ橋快人)※よみきり
黒岩メダカに私の可愛いが通じない(久世蘭)
ゆめねこねくと(澤田コウ)
生きたがりの人狼(丹下茂樹)
黙示録の四騎士(鈴木央)
よわよわ先生(福地カミオ)
スルガメテオ(田中ドリル)
甘神さんちの縁結び(内藤マーシー)
色憑くモノクローム(内山敦司)
ばっちりスクラッチ(ぷなつ)
不滅のあなたへ(大今良時)

【コメント】
巻頭カラーは『黒月のイェルクナハト』。王道の少年漫画らしい世界観の新連載だ。今号は本作のボリュームが前半を占めているため、その他の掲載順は先行する新連載作品が中盤を、長期連載が後半を差させる配置となっている。