腕力が強く、暴力的な人が怖いと思われがちです。しかし、本当に怖いのはもしかしたら、日頃は大人しくしている人かもしれません。実際、普段大人しくしている人が、交際相手のモラハラを機に、一気に逆襲に転じるのはよくある話です。
今回は、普段誰かに虐げられている女性が、逆襲に転じるさまを描いた物語として、『ワタシってサバサバしてるから』のとらふぐ先生原作、『東京貧困女子』の小田原愛先生作画の『Ada(アダ)~逆襲の女たち~』を紹介します。
【作品紹介】
物語は東京の夜景から始まります。
ある雑居ビルに店舗を構える、占いの館~Ada~。ここには、夫のモラハラやDV、浮気などに悩む女性が駆け込みます。
Adaは、誰の心にも存在する怪物を解き放ち、真の怪物への制裁を手伝う占い師。
モラハラ・セクハラ・パワハラ・DV・浮気に耐えてきた女性は、Adaの占いによって、怪物を解き放ち、大報復するさまを描いた物語です。
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最強タッグが贈る、占い師×復讐劇?
第1️⃣巻絶賛発売中ーー‼️
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3月26日発売の #グランドジャンプ めちゃ4月号に#とらふぐ 先生と #小田原愛 先生の『#Ada 逆襲の女たち』
が掲載? pic.twitter.com/OcFj4teTRE— かとじゅん(青年漫画編集) (@jump___kato) March 26, 2025
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【見どころ】
本作の見どころは、すべてから解放された女性の胸のすくような大報復劇にあります。
もちろん、すべての報復がいいとは言いません。しかし、そうせざるを得ないところまで追い込まれている人は、確実に存在するのです。
そんな女性たちが、一気に反撃へと転じるさまは、読んでいて爽快感があります。
普段は耐え忍んでいたり、何も言わない人ほど、心のなかで何を考えているのかわからないもの。
そうならないうちに、ストレスを解消する方法を持っておく必要性を感じます。
【作品データ】
・作画:小田原愛
・原作:とらふぐ
・出版社:集英社(グランドジャンプめちゃ)
※公式サイトで試し読みできます
・刊行状況:既刊1巻(以下、続刊)