週刊少年サンデー2025年13号(2025年2月26日発売)

■ 掲載漫画ピックアップ
●『レッドブルー』(波切 敦)
万龍のリングでドンキーガード(相手に背中を向ける技)からの寝技にて危なげなく勝利する青葉。それを見ていたベテラン選手の山元将吾が次の相手に決まる。実は山本と雨地はかつて対戦したことがあった。

つまりは弟子によるリベンジと。しかし現時点では力量の差が大きくあるので、そこをどうやって埋めるのか。2カ月でできることなんてたかが知れていますしね。ここでもライバルからのアドバイスでもあるのかも。

●『タタリ』(彌)
タタリ達の複合技にも抵抗進化で対抗し続けるイーシャ。更なる複合技にもイーシャが対抗できたと思ったところで、勝手にセツナが登場。セツナの技も加わって、抵抗進化の間に合わないイーシャを圧倒する。

タタリと入れ替わったセツナを目にしてビックリするライデインが見もの。もっとも死んだと思っていたのが生きていれば仕方ないかと。もう一方のベリコはキョトンとしていますが、これまでセツナを知らなかったのでしょうか。

●『十勝ひとりぼっち農園』(横山 裕二)
あだち先生が何度目かの北海道訪問決定。新たな十勝ネタを探す作者は、十勝に牛が多いことに着目する。そこで牧場見学に向かった作者は子牛の名付け親を頼まれた。いずれ出荷される子牛に悩む作者だったが…。

北海道なら他の地域でもありそうですが、十勝は人口より牛の数が多いってのは面白いです。手違いで別種の牛が紛れ込むって、そんなに似ている牛なのか。それとも大きな手違いでもあったのか。

■ 掲載順チェック!

【今号の掲載順】
魔王城でおやすみ(熊之股 鍵次)
百瀬アキラの初恋破綻中(晴川 シンタ)
MAJOR 2nd(満田 拓也)
廻天のアルバス(原作:牧 彰久、作画:箭坪 幹)
帝乃三姉妹は案外、チョロい。(ひらかわ あや)
みずぽろ(原作:一色 美穂、作画:水口 尚樹)
地上へ(松江名 俊)
尾守つみきと奇日常。(森下 みゆ)
魔物の国(みつたに)
龍と苺(柳本 光晴)
パラショッパーズ(福地 翼)
トニカクカワイイ(畑 健二郎)
写らナイんです(コノシマ ルカ)
レッドブルー(波切 敦)
ロッカロック(馬頭 ゆずお)
ストランド(原作:NUMBER8、作画:益子 リョウヘイ)
タタリ(彌)
イチカバチカ(本間 仁助)
シブヤニアファミリー(久米田 康治)
十勝ひとりぼっち農園(横山 裕二)

《休載》
MAO(高橋 留美子)
シテの花-能楽師・葉賀琥太朗の咲き方-(壱原 ちぐさ、監修:宝生流二十代目宗家 宝生 和英)
テノケガ(原作:詩石 灯、作画:新井 隆広)
名探偵コナン(青山 剛昌)
あおざくら 防衛大学校物語(二階堂 ヒカル)
界変の魔法使い(田辺 イエロウ)
葬送のフリーレン(原作:山田 鐘人、作画:アベ ツカサ)

【コメント】
前号を超える休載7本の薄い号。単行本29巻発売中の『魔王城でおやすみ』が巻頭カラー。上位に浮上した『廻天のアルバス』はラストの周回で収束でしょうか。中段に下がった『パラショッパーズ』は今作も異能バトルに終始するのかなと。後方掲載が増えてきた『イチカバチカ』は早々のラスボス登場で早期終了の予感です。