週刊少年サンデー2025年12号(2025年2月19日発売)

■ 掲載漫画ピックアップ
●『尾守つみきと奇日常。』(森下 みゆ)
間近に迫ったバレンタインデー。女の子で集まってチョコ作りをする中で、メデューサ少女のミレイも密かに思う相手に向けてチョコを作る。バレンタインデー当日、無事にチョコを交換できました。

果たして両想いになれるのか。種族が異なる幻人同士の恋ってどうなるんでしょうか。ところでつみきは誰にも、と言うか友孝にチョコをあげないのでしょうか。多分、友孝は期待してますよね。

●『テノケガ』(原作:詩石 灯、作画:新井 隆広)
外科医としての経験を積むイッシン。念願かなって戦地の医療支援に関わることになる。満足な設備もない中で、日々多くの患者に治療に向き合うイッシンだったが、同僚にオーバーワークをとがめられる。

これは医療従事者だけでもなく、大きな災害に対応する人達には付きまとう問題です。2人に考え方の違いはあるとして、ここまで言われれば従いそうですが、どこかで歯止めがかかるのでしょうか。

●『ロッカロック』(馬頭 ゆずお)
強引な幸丸に誘われて作曲活動を再開した長生。幸丸から曲のイメージを尋ねられた長生は、ふと亡くなったアズマと交わした言葉を思い出す。作りかけだった曲のイメージは“友達”だった。

これで曲が完成したとして、そのまま長生のステージ復帰までつなげるのか。もうひと山くらありそうですけど、そのまえに連載の早期終了を心配した方が良いのかも。

■ 掲載順チェック!

【今号の掲載順】
写らナイんです(コノシマ ルカ)
パラショッパーズ(福地 翼)
帝乃三姉妹は案外、チョロい。(ひらかわ あや)
尾守つみきと奇日常。(森下 みゆ)
地上へ(松江名 俊)
MAO(高橋 留美子)
百瀬アキラの初恋破綻中(晴川 シンタ)
みずぽろ(原作:一色 美穂、作画:水口 尚樹)
魔物の国(みつたに)
龍と苺(柳本 光晴)
ストランド(原作:NUMBER8、作画:益子 リョウヘイ)
シテの花-能楽師・葉賀琥太朗の咲き方-(壱原 ちぐさ、監修:宝生流二十代目宗家 宝生 和英)
トニカクカワイイ(畑 健二郎)
シブヤニアファミリー(久米田 康治)
イチカバチカ(本間 仁助)
テノケガ(原作:詩石 灯、作画:新井 隆広)
廻天のアルバス(原作:牧 彰久、作画:箭坪 幹)
タタリ(彌)
ロッカロック(馬頭 ゆずお)
十勝ひとりぼっち農園(横山 裕二)

《休載》
名探偵コナン(青山 剛昌)
MAJOR 2nd(満田 拓也)
魔王城でおやすみ(熊之股 鍵次)
レッドブルー(波切 敦)
あおざくら 防衛大学校物語(二階堂 ヒカル)
界変の魔法使い(田辺 イエロウ)
葬送のフリーレン(原作:山田 鐘人、作画:アベ ツカサ)

【コメント】
このところ充実した本誌でしたが、休載7本で寂しくなりました。巻頭カラーは人気上々の『写らナイんです』。そろそろアニメ化かドラマ化の話でも出てこないかなと。さすがにまだ早いか。『魔物の国』は連載3話にして中段に。しかしまだまだこれからでしょう。後方掲載が増えてきた『廻天のアルバス』は、本格的に魔王も出てきましたし、これからの盛り上がりに期待です。