お風呂が好きという人は多いのではないでしょうか。実際、さまざまな入浴剤が発売されており、どの入浴剤がいいか買っては試している人もたくさんいるはずです。
その入浴剤を作っている会社では、日々市場で満足してもらえるよう、入浴剤の開発に余念がありません。その奮闘を描いた物語として、青木祐子先生原作、森こさち先生作画の『風呂ソムリエ 天天コーポレーション入浴剤開発室』を紹介します。本作は、大ヒットシリーズ『これは経費で落ちません!』の姉妹作(スピンオフ)です。
【作品紹介】
『これは経費で落ちません!』と同じく、中堅の石鹸会社「天天コーポレーション」を舞台にした本作。主人公は、天天コーポレーションの受付で働く砂川ゆいみ。大のお風呂好きです。
そんな彼女は、行きつけのスーパー銭湯でいきなり全裸の美女に絡まれます。それが、ゆいみも働いている天天コーポレーションの入浴剤開発室に勤務する開発員の鏡美月です。
美月は理想のお湯を追求する、真面目な開発員。そんな彼女はある日、社長御曹司の円城格馬から「受付にいるかわいい女の子が気に入るお湯を作るように」と言われます。
しかし、かわいい女の子がどういうものを好むのかわからない美月は、何を作れば気に入ってもらえるのか皆目見当がつきません。
そんな中、ゆいみが会社の受付で働いていることを知り、お湯のモニターになってもらうことに。
本作は、美月・格馬・ゆいみを中心に、理想の入浴剤を作る過程を描く、恋をめぐる描写も含むお仕事+恋愛マンガです。
同じくクッキー9月号に
✨️📕青木祐子先生原作📕✨️
風呂ソムリエ
天天コーポレーション入浴剤開発室コミカライズ最終話を載せて頂いております📕どうぞよろしくお願いいたします!🙇♨♨♨✨️✨️ pic.twitter.com/Wu9IMi7dZF
— 森こさち (@morikosachi) July 26, 2024
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【見どころ】
最初にも書いたように、本作は大ヒットシリーズ『これは経費で落ちません!』の姉妹作。よって、天天コーポレーションの社内を中心に展開します。
『これは経費で落ちません!』では、主人公の森若さんと営業部の山田太陽との恋愛も見どころのひとつですが、本作も例外ではなくゆいみの恋模様はもちろんのこと、美月と格馬の恋模様も、入浴剤を作る過程で描かれます。
果たして、美月と格馬は付き合うことになるのか?ゆいみは、元カレと復縁するのか?
お風呂からはじまる、ふたりの恋模様に目が釘付けになってしまいます。
【作品データ】
作者:森こさち
原作:青木祐子
出版社:Cookie(集英社)
刊行状況:全1巻
※小説版は全1巻刊行中