週刊少年サンデー2025年2・3号(2024年12月11日発売)

■ 掲載漫画ピックアップ
●『レッドブルー』(波切 敦)
格闘技大会「BOOST」の試合後にベテラン選手の山元と話す青葉。山本に対して、つい挑発的な発言をする青葉だったが、内心は別として山元は冷静に対処する。

つまり青葉の次の相手が山元になるんでしょうか。寝技主体の地味な試合になりそうですが、むーすけ戦を見て青葉のファンも増えている…はず。

●『シテの花-能楽師・葉賀琥太朗の咲き方-』(壱原 ちぐさ、監修:宝生流二十代目宗家 宝生 和英)
能の稽古を始めて一カ月。今後につながる会の演目で悩むコタ。体幹を活かせる演目「箙(えびら)」を勧められたものの、スタンダードな演目の「羽衣」に決める。

難しい方向に進んでこその漫画です。結果的にクリアするんでしょうけど、どこまで地道な努力を続けることができるのか。でも正座って体に悪くないのかな、と。

●『ハローワークモンスターズ』(旗町 マコ)
争いのない世界を作る一歩として、人と魔物が一緒に暮らす街を夢見た勇者。その思いを受け継ぐ元魔王軍司令官のハイムは、魔王軍幹部のウィルバーに帝国へ戻ることを断る。

人と魔物が共生できる可能性はゼロではないでしょうけど、現実世界では人間だけでも争いのない世界が実現できていないですからねえ。ある程度の区分けは必要かも。

■ 掲載順チェック!

【今号の掲載順】
帝乃三姉妹は案外、チョロい。(ひらかわ あや)
葬送のフリーレン(原作:山田 鐘人、作画:アベ ツカサ)
トニカクカワイイ(畑 健二郎)
みずぽろ(原作:一色 美穂、作画:水口 尚樹)
界変の魔法使い(田辺 イエロウ)
MAO(高橋 留美子)
尾守つみきと奇日常。(森下 みゆ)
魔王城でおやすみ(熊之股 鍵次)
レッドブルー(波切 敦)
古見さんは、コミュ症です。(オダ トモヒト)
龍と苺(柳本 光晴)
舞妓さんちのまかないさん(小山 愛子)
百瀬アキラの初恋破綻中(晴川 シンタ)
写らナイんです(コノシマ ルカ)
シテの花-能楽師・葉賀琥太朗の咲き方-(壱原 ちぐさ、監修:宝生流二十代目宗家 宝生 和英)
廻天のアルバス(原作:牧 彰久、作画:箭坪 幹)
イチカバチカ(本間 仁助)
テノケガ(原作:詩石 灯、作画:新井 隆広)
ストランド(原作:NUMBER8、作画:益子 リョウヘイ)
タタリ(彌)
古々路ひめるの全秘密(小松 翔太)
ロッカロック(馬頭 ゆずお)
ハローワークモンスターズ(旗町 マコ)
十勝ひとりぼっち農園(横山 裕二)

《休載》
名探偵コナン(青山 剛昌)
MAJOR 2nd(満田 拓也)
シブヤニアファミリー(久米田 康治)
あおざくら 防衛大学校物語(二階堂 ヒカル)

【コメント】
アニメ企画進行中の『帝乃三姉妹は案外、チョロい。』が巻頭カラー。アニメ公式サイト(https://mikadono.family/)でキャスト情報が一部解禁です。12月17日からドラマ放送開始の『レッドブルー』が上位に浮上。ドラマの反応次第では、アニメや舞台などの展開もありそうです。

『古々路ひめるの全秘密』『ロッカロック』『ハローワークモンスターズ』がそろって後方掲載。そろそろ早期終了もあるかなと。今号が合併号のため、次号は12月25日発売です。また1月15日発売の7号より松江名俊先生による新連載『地上(そら)へ…』がスタートです。