【特集:『はたらく細胞』シリーズ-28】 映画を見る前にこれで予習しよう!『映画はたらく細胞オフィシャルブック』

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2015年3月号から連載開始以降、約10年でスピンオフも含めてシリーズ累計1,000万部を突破した『はたらく細胞』。その実写版『映画 はたらく細胞』が佐藤健さんと永野芽郁さん主演で、12月13日より全国公開されます。

これを記念して、発売されたのが『映画 はたらく細胞 オフィシャルブック』です。作品内での配役とそれぞれの出演シーンに関する写真も出ているので、これを見て予習してから行くとより楽しめるのではないでしょうか。

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【作品紹介】

人間の体内に存在する細胞は約37兆2,000億個。その細胞たちは、24時間365日休みなく私たちの体を守っているのです。健康なときはその健康を維持するために、病気になったときはそれぞれが体を守るために、そして健康を取り戻すために頑張っています。

体内に存在する赤血球や白血球、マクロファージ、キラーT細胞などを擬人化し、体内で繰り広げられる肺炎球菌や黄色ブドウ球菌などとの戦いを描いた作品です。

2024年11月時点で描かれたスピンオフは全12作で、本編連載中に次々とスピンオフが登場する珍しい現象が起きました。

その他児童向けのノベライズや図鑑、絵本など、さまざまな方向で作品化が展開しています。

【映画版の楽しみ】

マンガ版では体の宿主を公開しているシーンが描かれないのに対し、映画版では宿主が出演しています。

漆崎シゲル役が阿部サダヲさん、その娘の漆崎日胡役が芦田愛菜さんで、このふたりは「マルモのおきて」以来の共演です。その他、日胡の彼氏・武田新役で加藤清史郎さんが出演するなど、配役も大変豪華で期待が持てます。

映画の原作は、下記の2作品です。

【見どころ】

本作の見どころは、白血球(好中球)役で出演する佐藤健さん、赤血球(AE3803)役で出演する永野芽郁さんの独占インタビューが読めるところです。

その他、主要キャラクターの出演シーンも出ているので、本作のファンにとっては必携の書といえるでしょう。

ネタバレも含まれているかもしれませんが、それも含めて楽しんでお読みください。

【作品データ】
編集:講談社
出版社:講談社
刊行状況:全1冊

【はたらく細胞 作品データ】
作者:清水茜
出版社:月刊少年シリウス(講談社)
刊行状況:全6巻

【はたらく細胞 BLACK 作品データ】
作画:初嘉屋一生
原作:原田重光
監修:清水茜
出版社:週刊モーニング(講談社)
刊行状況:全8巻