中学校・高校では、ほぼ毎年行われるのがクラス替え。3年間同じクラスになる人がいれば、1年または2年間同じクラスということもあるでしょう。同級生が数百人いたら、同じクラスになったことがない人もいるかもしれません。
まったく面識がないとき、最初に目が行くのは外見です。特に外見と内面のギャップが大きければ大きいほど、将来にわたっても覚えている確率は高いもの。そんなギャップを感じさせるカップルの百合物語として、かいばしら先生の『思ってたのと違うあの子の話』を紹介します。
新しくできた友達は、
バチクソにイカすファッションセンスの持ち主でした。高校生のひなたは2年生になったばかりのある日、ゆづきという可憐な美少女に目を奪われて声をかける。
🆕『思ってたのと違うあの子の話』
著:かいばしら@bashira0777@comic_kitorahttps://t.co/a5Tdz79zP6— KADOKAWAさん@本の情報 (@kadokawa_san) September 26, 2024
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【あらすじ】
高校2年生になったばかりの女子生徒ふたりが、本作の主人公です。
- ひなた
- ゆづき
新学期初日の教室から、物語がスタート。
高校2年生になったばかりのひなたは、友達あわよくば親友を見つけたいと目論んでいます。
そう思いながら隣を見やったとき、そこにいたのが可憐な美少女・ゆづきでした。余りもの可愛さに、ひなたは心奪われてしまうと同時に、学校の外で会うことになります。
待ち合わせ当日。声をかけられて振り向くと、バチバチにロックなファッションに身を包んでいたゆづきがいました。
真逆のふたりによる、ギャップから始まる友情物語をお楽しみください。
『思ってたのと違うあの子の話』
本日発売です🩵☀️🌙Amazon購入はこちら↓https://t.co/xe7z2RNd9M pic.twitter.com/goDZZBkkEK
— かいばしら (@bashira0777) September 26, 2024
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【みどころ】
本作の見どころは、すれ違いを繰り返しながら友情を深めていく過程です。
自分自身に自信を持てず、いつも人に合わせて生きてきたひなた。
一方のゆづきは、バチバチにロックなファッションで決めるなど、自分を貫いているように見えます。しかし、人に合わせられないことにコンプレックスを抱いてきました。
時には自分の感情を激しくぶつけながら、お互いの距離を縮めていくふたり。
本当は相手に憧れていたこと、でも憧れていたあの子のようにはなれないことを知ります。
その時、憧れの子になろうとするのではなく、自分を認め自分の好きなことを貫くことで魅力が開花することに気づくひなた。
無理して相手に合わせる必要はないことに気づくゆづき。
そのたびにお互いのラブ度と、胸キュン度が上がっていく、ふんわり百合です。
【作品データ】
・作者:かいばしら
・出版社:KADOKAWA
※公式ページより試し読みできます
・刊行状況:既刊1巻