「にゃん」の語呂合わせで、毎年2月22日は猫の日と呼ばれています。ちなみに、その経済効果は約2.4兆円。昨シーズン日本一になった阪神タイガースの経済効果に換算して約29回分とのことで、巷では「ネコノミクス」なんていう名前がついているそうです。
それはさておき、空前の猫ブームの現在。一般社団法人 ペットフード協会によると、猫の飼育頭数は約884万匹にも登ります。ただ、飼育するからには病気などに注意が必要です。猫の生態を紹介したマンガとして、今回は『はたらく細胞』の最新スピンオフ『はたらく細胞 猫』を紹介します。
月刊少年シリウス6月号にて#はたらく細胞猫
第10話「乳腺腫瘍(後編)」が
掲載いたします!😼がん細胞はどのように腫瘍を成長させるのか、
そして乳腺腫瘍摘出手術について描いたお話です。
よろしくお願いいたします!🐈
※次号は休載いたします🙇 pic.twitter.com/I43jWAmoLO— かいれ めく🐱はたらく細胞 猫 (@kaire_meku) April 24, 2024
本作は、『はたらく細胞』シリーズのスピンオフ第11作目の作品です。今までは人間の体内を擬人化していたものを、猫内の細胞を擬人化して描きました。
猫の病気も、人間と同じでさまざま。飼育する際に気をつけるべき点も多くあります。
第1巻には、下記の5話が掲載されています。
- ダニ予防
- 嘔吐
- 毛球症
- 猫ひっかき病
- 爪切り
今までは人間の体内を描いていましたが、今回は猫の体内なので少しキャラクターが崩れるのかなと心配でした。
しかし、崩れることなく猫版として描かれていました。
何より、獣医師の方が原作を書いているので、難しい専門用語もわかりやすく解説されている点も、好感が持てるポイントです。
読み終えました。
”はたらく細胞”の登場細胞(人物)を大きく崩すことなく猫版として漫画になっていて馴染みやすかったです。
難しい名前がありますが効果が非常にわかりやすかったです。
はたらく細胞 猫(1) (シリウスコミックス) https://t.co/mjYdhUeWYe #Amazon @Amazonより— ダンテ・ローリー@ねこまにあ DAO管理人 (@DanteRoali3R) April 22, 2024
2022年5月現在、シリーズ累計の発行部数が930万部を突破しています。新しいスピンオフが誕生して、どこまで発行部数が伸びるのか楽しみです。
猫を飼いたいと思っている人はもちろん、『はたらく細胞』シリーズに興味のある人は、読んでみて損はありません。
ぜひ読んでみてください。
【作品データ】
作画:かいれめく
原作:蒼空チョコ(獣医師)
監修:清水茜
出版社:講談社(月刊少年シリウス)
※コミックDAYSでも読めます
刊行状況:既刊1巻