【特集:『はたらく細胞』シリーズ-25】 猫が好きな方必見!『はたらく細胞 猫』

「にゃん」の語呂合わせで、毎年2月22日は猫の日と呼ばれています。ちなみに、その経済効果は約2.4兆円。昨シーズン日本一になった阪神タイガースの経済効果に換算して約29回分とのことで、巷では「ネコノミクス」なんていう名前がついているそうです。

それはさておき、空前の猫ブームの現在。一般社団法人 ペットフード協会によると、猫の飼育頭数は約884万匹にも登ります。ただ、飼育するからには病気などに注意が必要です。猫の生態を紹介したマンガとして、今回は『はたらく細胞』の最新スピンオフ『はたらく細胞 猫』を紹介します。

本作は、『はたらく細胞』シリーズのスピンオフ第11作目の作品です。今までは人間の体内を擬人化していたものを、猫内の細胞を擬人化して描きました。

猫の病気も、人間と同じでさまざま。飼育する際に気をつけるべき点も多くあります。

第1巻には、下記の5話が掲載されています。

  • ダニ予防
  • 嘔吐
  • 毛球症
  • 猫ひっかき病
  • 爪切り

今までは人間の体内を描いていましたが、今回は猫の体内なので少しキャラクターが崩れるのかなと心配でした。

しかし、崩れることなく猫版として描かれていました。

何より、獣医師の方が原作を書いているので、難しい専門用語もわかりやすく解説されている点も、好感が持てるポイントです。

2022年5月現在、シリーズ累計の発行部数が930万部を突破しています。新しいスピンオフが誕生して、どこまで発行部数が伸びるのか楽しみです。

猫を飼いたいと思っている人はもちろん、『はたらく細胞』シリーズに興味のある人は、読んでみて損はありません。

ぜひ読んでみてください。

【作品データ】
作画:かいれめく
原作:蒼空チョコ(獣医師)
監修:清水茜
出版社:講談社(月刊少年シリウス)
コミックDAYSでも読めます
刊行状況:既刊1巻