『ゆるキャン△』アニメ3期放送開始!『mono』アニメ化決定!

あfろ先生の『ゆるキャン△』に続いて、『mono』のアニメ化が決定しました。

芳文社漫画サイト「COMIC FUZ」にて好評連載中の『ゆるキャン△』。山梨県や静岡県を中心に、女子高生+キャンプをテーマとした作品。主人公の1人である志摩リン(しま-)は、どちらかと言うとキャンプガチ勢なのですが、ふとしたことで知り合った各務原なでしこ(かがみはら-)がキャンプ未経験だったことから、ゆるやかーにキャンプする形とガチでキャンプに取り組むことで、キャンプに熟達していく様子が描かれています。

本作の特徴として息の長いコラボやタイアップが続く作品であることが挙げられます。当初、きらら系のストーリー漫画誌である「まんがタイムきららフォワード」で2015年から連載が始まった本作。2019年から「COMIC FUZ」に移籍し、現在も連載中。単行本は16巻まで発売されています。

きらら系では『けいおん!』(かきふらい)、『ご注文はうさぎですか?』(Koi)『ひだまりスケッチ』(蒼樹うめ)などのように、何度もメディア化された作品が数多くあります。それら作品ではメディア化の最中は多くの注目を集めてコラボやタイアップがあるものの、メディア化などが終了すると注目度が落ち気味になってしまいます。『ご注文はうさぎですか?』や『ひだまりスケッチ』などの連載は続いていて、根強いファンは居るんですけどね。

しかし『ゆるキャン△』は、アニメや実写ドラマが放送されていない時期でも、何かとコラボやタイアップ企画が実施されてきました。漫画の舞台となっている山梨県や静岡県の自治体を始め、多種多様な企業や催事で『ゆるキャン△』が取り上げられています。どうやら舞台やテーマについてコラボしやすい面があるようですね。

2024年4月からアニメ3期となる『ゆるキャン△ SEASON3』がAT-Xなどで放送中。1・2期と制作会社が変わったこともあり、キャラクターデザインに多少の変更がありました。ネット掲示板などを見ると賛否両論ありますが、個人的には許容範囲かなと思います。

さて、同じくあfろ先生の4コマ漫画『mono』のアニメ化が決定しました。『mono』は山梨県を舞台として、シネフォト研究部に所属する女子高生らがキャッキャウフフする作品です。

「ふーん、それって『ゆるキャン△』の二番せん…」なんて言ってはいけません。そう考えたくなる人がいるかもしれませんが、『ゆるキャン△』がキャンプをしっかりテーマに据えた日常の延長にある作品な一方、『mono』はテーマを絞ることなく、いろいろな楽しみを見つける日常系の作品となっています。まあ主人公の雨宮さつき(あまみやー)らが成長するのは似てるんですけど、それはきらら系のみならず、多くの漫画作品に共通する特徴なので。

アニメ公式サイトなどを見ても、放送時期や媒体などの詳細は未発表です。これまでのきらら作品から推測すると早くても今秋、遅ければ来春以降の可能性もありそうです。もっとも、きらら作品であれば『ぼっち・ざ・ろっく!』(はまじあき)の劇場総集編や、『星屑テレパス』(大熊らすこ)の実写ドラマ化などもありますので、それらを楽しみつつ、ゆるゆると待つことにしましょう。

【作品データ】
作品:ゆるキャン△
作者:あfろ
連載:芳文社漫画サイト「COMIC FUZ」連載中
刊行状況:1~16巻発売中

【作品データ】
作品:mono
作者:あfろ
連載:芳文社「まんがタイムきららキャラット」連載中
刊行状況:1~3巻発売中、4巻4月25日発売予定