ムカつく人を一刀両断!胸がスカッとする『ブラックガールズトーク』

男性が一度は覗いてみたいもののひとつに、ガールズトークがあります。「本音を話してストレス発散する場」として利用している人が多いのですが、男性はなかなか同席できません。

多くの女性にとって共感できる作品として、男性は女性が持っている本音を知る手段のひとつとして、今回おすすめするのは、マキノマキ先生の『ブラックガールズトーク』(連載時のタイトルは『ブラックガールズトークリターンズ』)です。本作は、2月5日よりテレビ東京の「ドラマプレミア23」枠で、ドラマ化されます。

主人公は、仲良しの女性3人組。

  • 高橋奈緒(以下、奈緒)
  • 三浦あや(以下、あや)
  • 太田佳央梨(以下、佳央梨)

キャラ設定としては、下記のようになっています。

奈緒はOLで、あやは面倒見のいい保育士。二人は高校からの親友です。

佳央梨は商社に勤めるバリキャリOLで、二人よりは年上の面白いお姉さん。年上だけあって、嫌な人物に出会った経験は多くあります。彼女はしっかり者で頼れる存在です。

あやは従妹にあたります。

作品には、下記のとおり嫌な人物が登場。

  • 絶対に間違いを認めない派遣社員
  • 二股をかける男
  • 何にでも点数をつけたがるモンペ母と影の男
  • 人として無理な男と何も決められない男 など

3人の周囲にいる、一癖も二癖もありそうなムカつく人たちの話題を、オムニバス形式により2話完結で描いています。

本作の強みは、自分の周辺にもいそうな人物のことを取り上げているので、読んだあとで感情移入できる点です。

いわゆる暴露系の作品なので、最後はスカッとする終わり方なのも、ファンが多い理由でしょう。

2月より、奈緒役に石井杏奈さん、あや役は関水渚さん、佳央梨役として朝日奈央さんのトリプル主演でドラマ化されています。

ドラマも原作と同じく面白いので、ぜひ御覧ください。

【作品データ】
・作者:マキノマキ
・出版社:小学館
裏サンデーおよびスマホアプリのマンガワンで閲覧可能
・刊行状況:既刊7巻