週刊少年サンデー2024年7号(2024年1月10日発売)

■ 掲載漫画ピックアップ
●『MAO』(高橋 留美子)
住職もいない寺に残されたのは、鬼の腕と言われるミイラ。それに取りつかれた祈祷師が化け物になりつつあるところを、お祓いを依頼された摩緒と菜花が退治に訪れる。

ここで菜花がパワーアップするんでしょうけど、2人の仲は縮まらないんだろうなと。一緒に人力車に乗っているところなんてカップル(と言うか乙弥と合わせて親子3人)なんですが。

●『君は008』(松江名 俊)
涙を流しつつ死んでいったシックボーイ。それでも情を否定するドグラ・マグラを倒すために、疲弊しきったエイトは野原やあやめに刀気の助力を求める。刀気の違いに戸惑うあやめだったが…。

このままドグラ・マグラを倒して最終回、となるのでしょうか。最後のページにもラスボスって書いてありますしね。でもドグラの分身がドカドカ出てきて、まだまだ続きそうな気もします。

●『レッドブルー』(波切 敦)
青葉のプロデビュー戦が始まる。抑え込みが得意な相手に立ち技で挑む青葉。体を大きく使った三日月蹴りが決まったものの、足をつかまれてグラウンドに倒されてしまう。

青葉戦の観戦に来たのは羽鶴と鉢屋だけかと思ったら、ちらっと見えたあの髪型…他にもいそうです。さて、青葉も寝技は得意な方ですが、何か寝技の作戦はあるのでしょうか。

■ 掲載順チェック!

【今号の掲載順】
名探偵コナン(青山 剛昌)
葬送のフリーレン(原作:山田 鐘人、作画:アベ ツカサ)
よふかしのうた(ことやま)
帝乃三姉妹は案外、チョロい(ひらかわ あや)
龍と苺(柳本 光晴)
MAO(高橋 留美子)
君は008(松江名 俊)
みずぽろ(原作:一色 美穂、作画:水口 尚樹)
古見さんは、コミュ症です。(オダ トモヒト)
魔王城でおやすみ(熊之股 鍵次)
レッドブルー(波切 敦)
シブヤニアファミリー(久米田 康治)
君の刀が折れるまで~月宮まつりの恋難~(イノウエ)
ラストカルテ-法獣医学者 当麻健匠の記憶-(浅山 わかび)
君と悪いことがしたい(由田果)
尾守つみきと奇日常。(森下 みゆ)
竜送りのイサギ(星野 真)
テノケガ(原作:詩石 灯、作画:新井 隆広)
出席番号0番(太田 トオミ)
白山と三田さん(くさかべ ゆうへい)
十勝ひとりぼっち農園(横山 裕二)
《休載》
MAJOR 2nd(満田 拓也)
舞妓さんちのまかないさん(小山 愛子)
タタリ(彌)
トニカクカワイイ(畑 健二郎)
あおざくら 防衛大学校物語(二階堂 ヒカル)
スーパーストリング-異世界見聞録-(原作:尹 仁完、作画:Boichi)

【コメント】
休載6本と寂しいですが、ゲスト掲載2本で埋め合わせ。表紙は連載30周年の『名探偵コナン』です。連載2回目で表紙となった1994年6号のオマージュなのだそです。カラーページはコナン企画がてんこ盛りですが、紹介は別の機会に…。

ところでコナンの新連載号(1994年5号)はジュビロ所属のゴン中山選手がアップで表紙に登場、グラビアが秋本祐希さんだったんですね。主な連載陣は『らんま1/2』『H2(エイチツー)』『GS美神 極楽大作戦!!』『機動警察パトレイバー』『今日から俺は!!』などなどと懐かしい作品ばかり。逆に言えば、そんな面々の頃から連載が続いていることに驚愕です。

さて今号では『君は008』が上位に浮上。まさかの最終回間近でしょうか。で、ケンイチの連載再開とか。反対に『テノケガ』がここまで下がってきました。今号の内容はひと段落として、次回からシリアスな新展開でしょうか。