週刊少年サンデー2024年1号(2023年11月29日発売)

■ 掲載漫画ピックアップ
●『出席番号0番』(太田 トオミ)
生きる権利を得たアスカ(0番)は、現世に登場する怪異を退治する怪師になるとともに、中学にも通うことになる。そのきっかけとなったイオはアスカの言葉に態度を変化させる。

イオは赤面していますし、気づいちゃったってところでしょうか。ただし人間の感情にまだまだ疎いアスカがどう思うか。すれ違いになったとしても、早めの解消を望みます。

●『古見さんは、コミュ症です。』(オダ トモヒト)
古見さんから許可を貰って只野とデートする万場木さん。良い感じに盛り上がっています。只野への気持ちに区切りをつけるためだったものの、最後までドタバタしつつ決着をつけることができた様子。

最後にちゃんと送ろうと思うところが只野の良さです。しかし許可したとしても、古見さんは複雑な心境なんだろうなあと。次号は古見さん描写かと思ったら、次の2号は休載。3・4合併号に期待しましょう。

●『シブヤニアファミリー』(久米田 康治)
ハロウィンが終わってクリスマスの用意。その間に何かイベントが欲しいと思ったイツコは、人間を祀るハロスマスなるイベントを考えました。しかしパパの誕生日を忘れていました。

3月3日のひな祭りと5月5日の子供の日の間にある4月4日みたいなものでしょうか。どさくさ紛れのプレゼントを貰ったイツコパパが、そのまま飲んじゃって体を壊さないことを願います。

■ 掲載順チェック!

【今号の掲載順】
龍と苺(柳本 光晴)
名探偵コナン(青山 剛昌)
MAO(高橋 留美子)
帝乃三姉妹は案外、チョロい(ひらかわ あや)
尾守つみきと奇日常。(森下 みゆ)
みずぽろ(原作:一色 美穂、作画:水口 尚樹)
舞妓さんちのまかないさん(小山 愛子)
出席番号0番(太田 トオミ)
よふかしのうた(ことやま)
トニカクカワイイ(畑 健二郎)
タタリ(彌)
テノケガ(原作:詩石 灯、作画:新井 隆広)
古見さんは、コミュ症です。(オダ トモヒト)
君は008(松江名 俊)
レッドブルー(波切 敦)
魔王城でおやすみ(熊之股 鍵次)
あおざくら 防衛大学校物語(二階堂 ヒカル)
君と悪いことがしたい(由田果)
白山と三田さん(くさかべ ゆうへい)
シブヤニアファミリー(久米田 康治)
十勝ひとりぼっち農園(横山 裕二)
《休載》
MAJOR 2nd(満田 拓也)
ラストカルテ-法獣医学者 当麻健匠の記憶-(浅山 わかび)
葬送のフリーレン(原作:山田 鐘人、作画:アベ ツカサ)
スーパーストリング-異世界見聞録-(原作:尹 仁完、作画:Boichi)

【コメント】
前号の予想が外れて、合体デザイン表紙は2冊でした。縦につなげるとこんな具合になります。そしてカラーページにはコナン情報がてんこ盛り。

2024年4月12日公開予定の劇場版『名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)』の折り込みピンナップとともに、劇場版の設定を一部公開。舞台は函館の五稜郭だそうです。

さらに連載30周年記念として12月から開始予定の企画を公開しています。年明け1月10日の読売新聞スペシャル広告は面白そうですが、話題性以外に新聞広告って意味が無さそうにも思います。そして蘭の髪型(とんがり)カチューシャやコナンの髪型(前髪3つ房と後ろ髪)カチューシャって誰が買うのか…。

巻頭カラーは『龍と苺』。いよいよ竜王戦の佳境に突入です。前号で後方に下がった『尾守つみきと奇日常。』は大きく上位に浮上。そろそろ単行本の発売でしょうか。『白山と三田さん』が後方掲載の常連になりつつあります。東京でも新キャラなどで盛り上がりが欲しいものです。