週刊少年サンデー2023年44号(2023年9月27日発売)

■ 掲載漫画ピックアップ
●『MAJOR 2nd』(満田 拓也)
次戦で戦う相手となる清和中とふじみ原中の試合を偵察する大吾達。顔なじみの卜部が力投するも、リトルリーグで実績のある古谷が投打の活躍して敗退してしまう。

睦子は逃げの一手のようですが、大吾がそれを許すかどうか。逃げても打てないと勝てませんしね。チャンスがあるとすれば球数制限でしょうか。連戦ではどうなるかな。

●『トニカクカワイイ』(畑 健二郎)
過去編。781年讃岐の国で子供を助けたツカサ。その時に崖から落ちて死んだと思われたツカサだったが、やっぱり生きていた。ツカサは助けられた子供の教師となる。

弘法大師の師匠ってことは、ツカサも字が上手って設定があったんですね。でも、どこかで字を書いたことあったかな。実は筆だと上手なだけだとか。

●『シブヤニアファミリー』(久米田 康治)
衣替えの季節。中身も変えないといけないと主張するイツコ。秋冬用の人格はどんなものかと議論をした結果、頭の中で夏の人格と秋冬の人格が闘うことに。そして勝ったのは…。

イツコの夏人格が勝った要因は例年通りに厳しい残暑でしょうか。秋が年々短くなっている気がしますが、夏と冬の人格だけになってしまうのかも。それはそれで面白そうです。

■ 掲載順チェック!

【今号の掲載順】
レッドブルー(波切 敦)
葬送のフリーレン(原作:山田 鐘人、作画:アベ ツカサ)
龍と苺(柳本 光晴)
MAO(高橋 留美子)
MAJOR 2nd(満田 拓也)
舞妓さんちのまかないさん(小山 愛子)
はぐれもののフーガ(光莉)
トニカクカワイイ(畑 健二郎)
白山と三田さん(くさかべ ゆうへい)
帝乃三姉妹は案外、チョロい(ひらかわ あや)
ラストカルテ-法獣医学者 当麻健匠の記憶-(浅山 わかび)
君は008(松江名 俊)
古見さんは、コミュ症です。(オダ トモヒト)
テノケガ(原作:詩石 灯、作画:新井 隆広)
君と悪いことがしたい(由田果)
あおざくら 防衛大学校物語(二階堂 ヒカル)
シブヤニアファミリー(久米田 康治)
タタリ(彌)
スーパーストリング-異世界見聞録-(原作:尹 仁完、作画:Boichi)
十勝ひとりぼっち農園(横山 裕二)
《休載》
よふかしのうた(ことやま)
魔王城でおやすみ(熊之股 鍵次)
名探偵コナン(青山 剛昌)

【コメント】
アニメ放送開始の『葬送のフリーレン』が白を基調として華麗に表紙を飾っています。さらにサンデーうぇぶりでの単行本10巻まで無料公開など、カラーページに特集がてんこ盛りです。

同時に秋の2大新連載も発表。次号45号では青春オカルトバトル『出席番号0番』(太田 トオミ)、46号の『尾守つみきと奇日常。』(森下 みゆ)はでは人狼と人間とのラブコメでしょうか。新連載は興味ありますが、連載数が2本だけなのはちょっと寂しいですね。前回の36号から間もないのに見開きの巻頭カラーとなった『レッドブルー』。このままの勢いが続いて欲しいものです。

前号で後方に下がった『白山と三田さん』が上位に浮上。この分なら上京後も連載は続きそうですね。一方で珍しく後方に下がったのが『テノケガ』。医療漫画の定番ながら、事件→手術、また事件→手術の繰り返しがとこまで続くのか。