週刊少年サンデー 2023年11号(2023年2月8日発売)

■ 掲載漫画ピックアップ

●『名探偵コナン』(青山 剛昌)
17年前のアメリカで起きた事件の回想。危険を察知した黒田管理官は現場に向かうものの、黒ずくめ組織の犯行には間に合わなかった。さらに起こりそうな殺人を止めようと急ぐが……。

黒田管理官が結構なキーパーソンになってるんですね。しかし黒ずくめの組織も結構メンバーが変わっている様子。あれがみんな各国のスパイだらけだったりすると笑えます。

●『古見さんは、コミュ症です。』(オダ トモヒト)
実は子供の頃に両親を事故で亡くしていた河合さん。努力の末に、自分のことを完璧にできたと思っていたものの、周囲の人達から天然な部分が少なからずあったことを指摘される。

とりあえずは大団円ですね。まあ、才色兼備の河合さんなんですから、すぐに新たな恋人も見つかるでしょう。もっとも只野レベルの人がいるかどうかは難しい問題です。

●『双影双書』(舟本 絵理歌)
口封じで殺されたと思われる闇商人が持っていたかんざしには見覚えがあった。キョンシーの体の特性を調べつつ、何かが起こりそうな宮中行事の準備を行うことにする。

現れては消える容疑者。こうなると皆が皆、怪しく思えてきますが、一人でも確実な味方がいるのは心強いです。まずは新たな容疑者への疑念を晴らしたいところです。

■ 掲載順チェック!
【今号の掲載順】
あおざくら 防衛大学校物語(二階堂 ヒカル)
名探偵コナン(青山 剛昌)
龍と苺(柳本 光晴)
よふかしのうた(ことやま)
ラストカルテ-法獣医学者 当麻健匠の記憶-(浅山 わかび)
MAO(高橋 留美子)
トニカクカワイイ(畑 健二郎)
君と悪いことがしたい(由田果)
帝乃三姉妹は案外、チョロい(ひらかわ あや)
朱月事変(壱原 ちぐさ)
古見さんは、コミュ症です。(オダ トモヒト)
魔王城でおやすみ(熊之股 鍵次)
白山と三田さん(くさかべ ゆうへい)
錬金術師の住む武器屋(原作:たままる、漫画:松峯 大樹)
九龍城でもう一度(藤田 三司)
レッドブルー(波切 敦)
双影双書(舟本 絵理歌)
君は008(松江名 俊)
このマンガのヒロインは守崎あまねです。(ねこぐち)
GOLDEN SPIRAL(福地 翼)
ビグネス参式(勝郎)
第九の波濤(草場 道輝)
十勝ひとりぼっち農園(横山 裕二)
《休載》
MAJOR 2nd(満田 拓也)
シブヤニアファミリー(久米田 康治)
舞妓さんちのまかないさん(小山 愛子)
葬送のフリーレン(原作:山田 鐘人、作画:アベ ツカサ)

【コメント】
表紙は前掲の通りですが、裏表紙がジョージアとのコラボ。アニメ令和版『うる星やつら』で声優を務める上坂すみれさんと内田真礼さんが登場しています。巻頭カラーは300話(単行本54巻)を迎えた『あおざくら 防衛大学校物語』です。現状で2学年の途中なので、完結まで600話、単行本60巻くらいになるのでしょうか。後方掲載が増えていた『魔王城でおやすみ』が中段に浮上。いろんな伏線を回収しつつありますね。『第九の波濤』は定位置のラス前に。ここから収束に向かいそうですね。