【2022年まとめ】今年に亡くなった漫画家や関係者(7~12月)

引き続き、2022年の下半期に亡くなった漫画家や関係者を紹介します。

【7月】
4日 松崎司さん。享年56歳。漫画家。代表作は『Heavy-Duty』『三千世界の烏を殺し』『メテオライト』など。オークラ出版が訃報(https://www.oakla.com/news/20220722)を掲載しています。

6日 高橋和希さん。享年58歳。漫画家。代表作は『遊☆戯☆王』シリーズ、沖縄の海で海水浴客らを救助後に亡くなっていたと分かり、ニュースになりました。集英社では訃報(https://www.shonenjump.com/j/saikyo/_news/news220708.html)を掲載しています。

【8月】
11日 ジャンジャック・サンぺ(Jean-Jacques Sempé)さん。享年89歳。イラストレーター、漫画家。代表作は『プチ・ニコラ』シリーズ(原作:ルネ・ゴシニ)など。

14日 牧野圭一さん。享年84歳。漫画家、漫画研究者、国際マンガ研究センター長。代表作は『牧野圭一漫画集』『マンガ教科書 養老孟司・牧野圭一対談集』など。『ハイティーン・ブギ』などの代表作のある牧野和子さんは実妹です。

21日 しのだひでおさん。享年82歳。漫画家。代表作は『板チョコ天使』『地球のひみつ』(学研まんがシリーズ)など。『カリメロ』『がんばれ!!ロボコン』などのコミカライズも手掛けています。

【9月】
10日 神坂次郎さん。享年95歳。作家。代表作は『元禄御畳奉行の日記 尾張藩士の見た浮世』『黒潮の岸辺』『縛られた巨人 南方熊楠の生涯』など。横山光輝さんの作画で『元禄御畳奉行の日記』が漫画化されています。

17日 石井いさみさん。享年80歳。漫画家。代表作は『くたばれ!!涙くん』『750ライダー』『チック・タク』など。秋田書店が訃報(https://www.akitashoten.co.jp/news/2620)を掲載しています。

25日 ウエノ直哉さん。享年不明。漫画家。代表作は『オーガズム×オーガズム』『浴びたい彼女の蜜液』など。ご自身のツイッターでは6月ごろから不調をツイートされていました。

 

【10月】
2日 かざま鋭二さん。享年75歳。漫画家。代表作は『おれの甲子園』(原作:神保史郎)、『我ら九人の甲子園』(原作:高橋三千綱)、『Dr.タイフーン』シリーズ(原作:高橋三千綱)など。小学館「ビッグコミックオリジナル」で連載中の『風の大地』は未完となりました。ビッグコミック編集部では訃報(https://bigcomicbros.net/75203/)を掲載しています。

2日 津原泰水さん。享年58歳。作家。代表作は『綺譚集』『11 eleven』『バレエ・メカニック』など。近藤ようこさんの作画で『五色の舟』が漫画化されています。

6日 西山進さん。享年95歳。漫画家。代表作『おり鶴さん 漫画で描きつづけた被爆者の戦後』など、被爆体験を元にした漫画を発表されていました。

17日 鹿野司さん。享年63歳。サイエンスライター、評論家。代表作は『巨大ロボット誕生―最新ロボット工学がガンダムを生む』『サはサイエンスのサ』など。

19日 永田竹丸さん。享年88歳。漫画家。代表作は『おにいちゃん』『キャラとメル』など。共著に『トキワ荘青春物語』があります。

30日 聖悠紀さん。享年72歳。漫画家。代表作は『超人ロック』『くるくるパッX』など。ツイッターでは長年闘病生活にあったことを明かされています。

【11月】
12日 河口仁さん。享年73歳。漫画家。代表作は『愛しのボッチャー』『河口仁のワンポイント・パフォーマンス』(「週刊ゴング」掲載)。

27日 崔洋一さん。享年73歳。映画監督。代表作は『十階のモスキート』『月はどっちに出ている』など。『花のあすか組!』『刑務所の中』『カムイ外伝』と漫画を原作に映画化されています。

【12月】
12日 ひるなまさん。享年76歳。漫画家。代表作は『末期ガンでも元気です 38歳エロ漫画家、大腸ガンになる』『陰の間に花』。COMICポラリス編集部が訃報(https://comic-polaris.jp/daicho/information/221216/)を掲載しています。

 

12日 桜多吾作(北川寛、太田順一)さん。享年74歳。代表作は『釣りバカ大将』『ミラクルジャイアンツ童夢くん』(原作:石ノ森章太郎)など。『マジンガーZ』などのコミカライズも手掛けられています。

14日 御厨さと美さん。享年74歳。漫画家。代表作は『裂けた旅券(パスポート)』『ルサルカは還らない』『ノーラ』シリーズなど。

大往生と思える年齢の逝去もあれば、まだまだ若くして亡くなられた漫画家さんもいます。いずれにしても惜しいことです。それでは皆さま良いお年をお迎えください。