週刊少年サンデー 2022年43号(2022年9月21日発売)

■ 掲載漫画ピックアップ

●『朱月事変』(壱原 ちぐさ)
霊術師(シャーマン)の名家である朱鶴家(すかくけ)。兄の望月(むつき)は霊術の力を持って生まれたものの、妹の初月(うづき)は、その力がなかった。新連載。

霊能力バトルに兄妹ラブを加えた感じですが、このまま暗いムードでどこまで続けられるのか。なにせ霊能力バトルの延長線上に『MAO』がありますからねえ。

●『MAO』(高橋 留美子)
火の術を扱う鳳家の由来を語る老婆スエ。逃げ出した火の式神である火喰鳥と対立するのを見た摩緒は代替わりの際の「呪い」が鍵になっていると指摘する。

スエの能力も結構なものですね。決着は見えているとしても、問題が解決するにはもうひと山ふた山はありそうです。しかし摩緒に何かあると乙弥も死んじゃうのかあ。

●『第九の波濤』(草場 道輝)
流れでチームアカハタサブ責任者になってしまったミナト。早速アカハタ漁に付き合った後、水揚げから料理の流れを実際に体験することに。

ミナトが長崎水産大学に進学したのは凪子目当てですけど、肝心の凪子との関係が一進一退なんですよね。魚ばかり追っかけててどうするのか。冨津さんのフォローに期待しましょう。

■ 掲載順チェック!
【今号の掲載順】
朱月事変(壱原 ちぐさ) <新連載>
葬送のフリーレン(原作:山田 鐘人、作画:アベ ツカサ)
よふかしのうた(ことやま)
龍と苺(柳本 光晴)
帝乃三姉妹は案外、チョロい(ひらかわ あや)
BE BLUES!~青になれ~(田中 モトユキ)
MAO(高橋 留美子)
ラストカルテ-法獣医学者 当麻健匠の記憶-(浅山 わかび)
レッドブルー(波切 敦)
舞妓さんちのまかないさん(小山 愛子)
GOLDEN SPIRAL(福地 翼)
君は008(松江名 俊)
白山と三田さん(くさかべ ゆうへい)
シブヤニアファミリー(久米田 康治)
このマンガのヒロインは守崎あまねです。(ねこぐち)
ボレーボレー(カワバタオ)
タイフウリリーフ(茂木 よもぎ)
ラブコメクエスト(mmk)
第九の波濤(草場 道輝)
十勝ひとりぼっち農園(横山 裕二)
《休載》
古見さんは、コミュ症です。(オダ トモヒト)
トニカクカワイイ(畑 健二郎)
あおざくら 防衛大学校物語(二階堂 ヒカル)
魔王城でおやすみ(熊之股 鍵次)
名探偵コナン(青山 剛昌)
MAJOR 2nd(満田 拓也)

【コメント】
今号も休載6本です。表紙の通り『葬送のフリーレン』のアニメ化が決定。詳細は未定ですが、作画クオリティが気になります。また連載100回記念で人気投票も実施中。専用サイト(https://websunday.net/frieren2022/)からどうぞ。私はとりあえず南の勇者に1票入れておきました。前号で中段に下がった『龍と苺』が上位に浮上。こちらのドラマ化は難しいかな。後方掲載の常連になりつつある『ボレーボレー』『タイフウリリーフ』は展開が強引になってきました。早期終了もありそうです。