週刊少年サンデー 2022年35号(2022年7月27日発売)

■ 掲載漫画ピックアップ

●『名探偵コナン』(青山 剛昌)
仮面ヤイバーのコラボイベント目的に静岡まで遠出したコナン一行。引率の若狭先生と沖屋昴(赤井秀一)が駆け引きをする中で、海の家の従業員の遺体が見つかる。

いきなりの殺人事件。コナンの脅威が静岡まで広がりました。若狭vs赤井はとりあえず引き分けとして、コナンを含めた3人の推理合戦はどうなるんでしょうか。

●『レッドブルー』(波切 敦)
練習中に手首をねん挫した青葉。病院ではMMA甲子園で対戦する予定の羽鶴とと出会い、華麗な身のこなしを目の当たりにする。羽鶴の弱点を腰と定めた青葉は……。

羽鶴と戦う予選決勝までの2試合は見えていない様子の青葉。モブ相手でも寝技だけで勝ち抜くのは難しいですよね。打撃も鍛えることができれば良いですが、さすがに厳しいか。

●『十勝ひとりぼっち農園』(横山 裕二)
22人もの人から注文があったトウキビ(トウモロコシ)が甘くておいしいと大好評でニンマリする作者。しかし自らアピールして大きく期待させたメロンがカラスに食べられてしまう。

いつものことながら油断大敵の見本みたいな作者です。それでもトウキビが大成功だったのはお見事です。ただ他に成功した野菜はなかったのかと気になります。

■ 掲載順チェック!
【今号の掲載順】
名探偵コナン(青山 剛昌)
古見さんは、コミュ症です。(オダ トモヒト)
葬送のフリーレン(原作:山田 鐘人、作画:アベ ツカサ)
よふかしのうた(ことやま)
ラストカルテ-法獣医学者 当麻健匠の記憶-(浅山 わかび)
龍と苺(柳本 光晴)
魔王城でおやすみ(熊之股 鍵次)
帝乃三姉妹は案外、チョロい(ひらかわ あや)
MAO(高橋 留美子)
トニカクカワイイ(畑 健二郎)
シブヤニアファミリー(久米田 康治)
レッドブルー(波切 敦)
君は008(松江名 俊)
舞妓さんちのまかないさん(小山 愛子)
ラブコメクエスト(mmk)
GOLDEN SPIRAL(福地 翼)
白山と三田さん(くさかべ ゆうへい)
ボレーボレー(カワバタオ)
あおざくら 防衛大学校物語(二階堂 ヒカル)
BE BLUES!~青になれ~(田中 モトユキ)
このマンガのヒロインは守崎あまねです。(ねこぐち)
タイフウリリーフ(茂木 よもぎ)
第九の波濤(草場 道輝)
十勝ひとりぼっち農園(横山 裕二)
《休載》
蒼穹のアリアドネ(八木 教広)
MAJOR 2nd(満田 拓也)

【コメント】
新章開始の『名探偵コナン』が巻頭カラー。表紙は週刊少年ジャンプの『ONE PIECE』とコラボで、くっつけるとこうなります。カラーページではジャンプに掲載されている尾田栄一郎さんと青山剛昌さんの対談の後編が掲載。読者との向き合い方などが明かされています。休載明けの『葬送のフリーレン』は定番の上位掲載。同じく休載明けの『舞妓さんちのまかないさん』はちょっと後方に下がりました。昨今のニュースは影響しているのでしょうか。新連載組の『このマンガのヒロインは守崎あまねです。』がここまで下がってきました。ちょっと先行き厳しそうです。
カラーページで読切6本と新連載の発表。新連載は中華?を舞台にカオスなラブストーリーの『ウォーアイニーをもう一度』(藤田三司)、脇役と悪人の恋愛譚である『君と悪いことがしたい』(由田果)、主人公が変身するらしい『参式(仮)』(勝郎)、双子が登場する『双影双書』(舟本絵理歌)、当主をめぐる格闘物の『朱月事変』(壱原ちぐさ)の5本。9月21日(水)発売の43号から順次開始となっています。