週刊少年サンデー 2022年7号(2022年1月12日発売)

■ 掲載漫画ピックアップ

●『レッドブルー』(波切 敦)
内気な高校一年生、鈴木青葉(すずき あおば)。いじめられていたところを、総合格闘技で注目される同級生の赤沢拳心に助けられる。しかし、拳心に「空っぽ」と指摘された青葉は思わず殴り掛かってしまう。新連載。

夢の中で戦うファンタジー漫画がどうしてこうなったのか。タイトルは赤と青は2人の名前からでしょうけど、主人公の平凡な名字が気になるところです。

●『シブヤニアファミリー』(久米田 康治)
渋谷の住人には存在が伝説となっている“コタツ”。偶然組み立て前のコタツを見た生徒たちにとって、コタツは日焼けマシーンになっちゃいました。

最近は一人用のコタツやテーブルコタツなど、いろいろなタイプがあるんですよね。海外でも人気のようですし、日本ブームで逆に火が付くかもしれません。

●『アラタカンガタリ~革神語~』(渡瀬 悠宇)
空撮部隊の訓練所で動力(タヂカラ)の特性を学んだアラタ。シムの食事会について聞いたカドワキやアラタは、シムの二面性を再認識して複雑な心境になる。

恋愛ターンが進むかと思いきや、またもシムの言動に注目が集まりました。と思ったら、今度は夜這いになるのか。まあ、上手く行かないのは間違いないですね。

■ 掲載順チェック!
【今号の掲載順】
レッドブルー(波切 敦) <新連載>
トニカクカワイイ(畑 健二郎)
葬送のフリーレン(原作:山田 鐘人、作画:アベ ツカサ)
シブヤニアファミリー(久米田 康治)
MAO(高橋 留美子)
魔王城でおやすみ(熊之股 鍵次)
帝乃三姉妹は案外、チョロい(ひらかわ あや)
舞妓さんちのまかないさん(小山 愛子)
タイフウリリーフ(茂木 よもぎ
古見さんは、コミュ症です。(オダ トモヒト)
よふかしのうた(ことやま)
白山と三田さん(くさかべ ゆうへい)
龍と苺(柳本 光晴)
君は008(松江名 俊)
かけあうつきひ(福井 セイ)
あおざくら 防衛大学校物語(二階堂 ヒカル)
はじめラブコメ オガベベ(おきらくボーイ)
保安官エヴァンスの嘘~DEAD OR LOVE~(栗山 ミヅキ)
蒼穹のアリアドネ(八木 教広)
バイロケーターズ(田辺 狭介)
アラタカンガタリ~革神語~(渡瀬 悠宇)
十勝ひとりぼっち農園(横山 裕二)
《休載》
BE BLUES!~青になれ~(田中 モトユキ)
第九の波濤(草場 道輝)
名探偵コナン(青山 剛昌)
MAJOR 2nd(満田 拓也)
名探偵コナン ゼロの日常(新井 隆広、原案協力/青山 剛昌)

【コメント】
昨年以来で『トニカクカワイイ』が上位に浮上。アニメ2期も期待しましょう。前号で連載開始の『タイフウリリーフ』が中段に下がりました。とは言え、しばらくは様子見ですね。『白山と三田さん』はさらに後方へ。恋愛コメディーは厳しいかも。『アラタカンガタリ~革神語~』が最後方の定位置に。かつての人気を取り戻すのは難しいのでしょうか。