ボーイ ミーツ ガール、でも彼女は吸血鬼だった 『よふかしのうた』2022年7月にアニメ化

小学館の「週刊少年サンデー」にて好評連載中の『よふかしのうた』(コトヤマ)のアニメ化が進行中。2022年7月からフジテレビ系列の『ノイタミナ』枠で放送予定です。

主人公は中学2年生の夜守コウ(ヤモリ コウ)。同級生の女子とのトラブルから不登校、そして不眠症気味になってしまいます。ただし完全な引きこもりではなく、ぼっちながらも外出することに抵抗はありません。ある日、放置気味である親の目を盗んで夜中に出歩いたところ、七草ナズナ(ナナクサ ナズナ)に出会ったことで物語が急展開します。

タイトルにある通りナズナの正体は吸血鬼。年齢は明示されていませんが、これまでの話の流れから50~60歳程度でしょうか。でも、パッと見10代後半の少女か、20代前半の女性なんですよね。そんな吸血鬼の特性の1つとして、血を吸われると吸血鬼になる、ということを知っている人は多いでしょう。

本作ではそれに加えて、吸血鬼に“恋をする”ことで吸血鬼になれる、となっています。要するに単に噛みつかれて血を吸われるだけではダメなんですね。そこで吸血鬼になりたいコウは、ナズナに恋をしようと頑張る…てな感じで物語が続いています。

話が進むにつれて、いずれも美女の吸血鬼仲間や彼女達の眷属(けんぞく:血を吸われた元人間)が出てきたり、家族を眷属にされてしまったことで吸血鬼を付け狙う探偵の目代キョウコが現れたりと物語が込み入ってきます。さらに吸血鬼になるタイムリミットが最初に血を吸われてから1年と明かされたことで、コウの状況が一層難しいものになってきました。さて、コウは吸血鬼になれるんでしょうか。

作者のコトヤマ先生は前作の『だがしかし』も2016年と2018年にアニメ化されています。ということで、サンデーに連載した作品が2本続けてアニメ化に至ったワケです。『だがしかし』は2014年から約4年間の連載ながら、掲載ページが少なめだったこともあって単行本は全11巻。2019年から連載開始の『よふかしのうた』の単行本が、現在第9巻まで発行されているので、単行本の巻数を更新するのは間違いないでしょう。

アニメ『よふかしのうた』は公式サイト(https://yofukashi-no-uta.com/)にてティザーPVが公開中。アニメ化決定で単行本も増刷されたそうです。1期で全部放送できるわけもないでしょうし、アニメ『だがしかし』同様に2期となり、そして3期、4期となれば良いですね。

さて直近の連載です。吸血鬼を付け狙っていた目代キョウコとのゴタゴタも何とか落ち着いた一方で、コウと同級生であるマヒルとの間にもめごとが発生。その土壇場にてコウに吸血鬼らしい特性が現れてしまい、大ごとになりかかりました。仲直りを目指してコウとマヒルの知り合いである女子中学生のアキラに相談して……となっています。コウもマヒルも吸血鬼になりたいと思いは同じなのですが、境遇や感情に大きな差がありそうな無さそうな。それを実感しているアキラの活躍に期待ですね。

【作品データ】
作品:『よふかしのうた』
作者:コトヤマ
連載:小学館「週刊少年サンデー」連載中
刊行状況:1~9巻発売中、以下続刊

【作品データ】
作品:『だがしかし』
作者:コトヤマ
連載:小学館「週刊少年サンデー」連載
刊行状況:全11巻発売中