週刊少年サンデー 2022年1号(2021年12月1日発売)

■ 掲載漫画ピックアップ
WS0801
●『名探偵コナン』(青山 剛昌)
人探しで群馬に来たコナン達。群馬県警の山村刑事に連絡したところ、長野県との境で起きた殺人事件の捜査に巻き込まれました。山村刑事と諸伏刑事の弟である景光と関係があるようで……。

意外なつながりが明らかになりましたが、これも伏線の一つになるんでしょうか。ともあれ殺人事件。容疑者は絞られていますが、トリックが不明。ところで信州そばと上州そばの食べ比べも気になります。

●『魔王城でおやすみ』(熊之股 鍵次)
魔王城にひそむスパイを探す魔王タソガレ。怪しいナーミエのことをスマリス姫に尋ねたところ、意外な彼の姿が明らかになりました。ただしタソガレの睡眠時間も削られることに。

これも『名探偵コナン』の便乗回でしょうか。タソガレも気苦労が多くて大変ですけど、完全な取りこし苦労に終わらなくて良かったですね。途中に出てきた暗号の答えはあるのでしょうか。

●『保安官エヴァンスの嘘~DEAD OR LOVE~』(栗山 ミヅキ)
市長の暗殺未遂事件を捜索するエヴァンス達。留守を預かったオークレイのところに女性の訪問者が登場。元盗賊だったリズは、事件解決の手掛かりを持って来ていました。

エヴァンスとオークレイの間を取り持ちそうなキャラは初めてでしょうか。もっともライバルにもなりそうですし、油断はできません。しかしエヴァンスも敵が多すぎますね。元締めの正体は誰なのか。

■ 掲載順チェック!
【今号の掲載順】
名探偵コナン(青山 剛昌)
古見さんは、コミュ症です。(オダ トモヒト)
葬送のフリーレン(原作:山田 鐘人、作画:アベ ツカサ)
シブヤニアファミリー(久米田 康治)
MAO(高橋 留美子)
よふかしのうた(ことやま)
龍と苺(柳本 光晴)
はじめラブコメ オガベベ(おきらくボーイ)
魔王城でおやすみ(熊之股 鍵次)
かけあうつきひ(福井 セイ)
君は008(松江名 俊)
蒼穹のアリアドネ(八木 教広)
あおざくら 防衛大学校物語(二階堂 ヒカル)
保安官エヴァンスの嘘~DEAD OR LOVE~(栗山 ミヅキ)
ロボと生活(渥美 駿)
彼女の指は青い。(村越 ゆずお)
スリースロー(原作:NUMBERS、作画:牧 彰久)
アラタカンガタリ~革神語~(渡瀬 悠宇)
バイロケーターズ(田辺 狭介)
十勝ひとりぼっち農園(横山 裕二)
《休載》
トニカクカワイイ(畑 健二郎)
BE BLUES!~青になれ~(田中 モトユキ)
舞妓さんちのまかないさん(小山 愛子)
第九の波濤(草場 道輝)
MAJOR 2nd(満田 拓也)
名探偵コナン ゼロの日常(新井 隆広、原案協力/青山 剛昌)

【コメント】
新章開始の『名探偵コナン』が表紙と巻頭掲載。劇場版ピンナップやスピンオフアニメの情報なども満載です。中段に下がった『シブヤニアファミリー』が上位に浮上。完結した『妖怪ギガ』の位置になるかと予想したのは外れました。休載6本と多めですが、後方に新人の読切を3本掲載しています。この中から次代の連載が出るのでしょうか。
WS0801.2さらに折り込みページで冬の新連載を発表しています。次号の2・3合併号から『白山と三田さん』(くさかべ ゆうへい)を連載開始。春の読切を連載化です。4・5合併号から『帝乃三姉妹は案外、チョロい』(ひらかわ あや)。“ホームラブコメ”とありますが、ハーレムものでしょうか。6号から連載の『タイフウリリーフ』(茂木 ヨモギ)は兄弟の野球もの。7号からの『MARTIAL(仮)』(波切 敦)は総合闘技がテーマ。8号から始まる『ラストカルテ-法獣医学者 当麻健匠の記憶-』(浅山 わかび)は獣医師が主人公のミステリーのようです。その6号では『片岡さんのもう片方』(福地 翼)も掲載されます。期待しましょう。