週刊少年ジャンプ 2021年42号(2021年9月18日発売)

■掲載漫画ピックアップ
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●『PPPPPP』(マポロ3号)
新連載となったのは、新たな時代を紡ぐ音。天才の兄弟に挑む平凡な少年の音楽ストーリーだ。ある時、7卵生の7つ子が誕生した。全員がピアノを弾くのが大好きだった。そして天才ピアニストになった。たった一人を除いて──。凡才のラッキーは、父親に見捨てられて叔母の家で居候をしている。天才一家「音和】の名字を捨て、入院梅雨雨の母を見舞いながら押し付けられた家事をこなす。けれど心はまだピアノにあった。

●『アオのハコ』(三浦糀)
針生から初めて1セット取った大喜。しかしまだまだ足元にも及ばない。匡にはインターハイに行けたら千夏に告白するのかと問われるが、そこもまだ決めかねている。返答によっては大喜のいえに居づらくなるからだ。そんな中、コンビニでたまたま教師が奢ってくれるというので買った唐揚げを、通りかかった雛がつまみ上げていく。それを見ていた千夏は「羨ましいなって」とからあげをねだった。意味を考える大喜だったが……?

●『逃げ上手の若君』(松井優征)
鎌倉での食生活を聞かれ、鯛が大好きだったと答える時行。「鎌倉に帰りたい」と呟く姿を見て、郎党たちは一作練る。馬を駆って鎌倉まで行き、新鮮な鯛を釣り上げて、さばき方、保存方法を最高練度まで上げていく。伊豆のわさびは採りたてを手に入れ、馬の上でエラと内臓を取り……そして食卓に並んだ鯛の刺し身を見て、時行は感激する。だが、彼らが鎌倉まで行った理由はそれだけではなかった!!

■掲載順チェック!
【今号の掲載順】
PPPPPP(マポロ3号) <巻頭カラー> <新連載>
Dr.STONE(原作:稲垣理一郎 作画:Boichi)
僕のヒーローアカデミア(堀越耕平)
アオのハコ(三浦糀)
ブラッククローバー(田畠裕基)
僕とロボコ(宮崎周平)
逃げ上手の若君(松井優征)
呪術廻戦(芥見下々)
SAKAMOTO DAYS(鈴木祐斗) <センターカラー>
破壊神マグちゃん(上木敬)
夜桜さんちの大作戦(権平ひつじ)
マッシュル-MASHLE-(甲本一)
高校生家族(仲間りょう)
あやかしトライアングル(矢吹健太朗) <センターカラー>
ウィッチウォッチ(篠原健太)
アンデッドアンラック(戸塚慶文)
レッドフード(川口勇貴)
NERU-武芸道行-(比良賀みん也)
《休載》
ONE PIECE(尾田栄一郎)
HUNTER×HUNTER(冨樫義博)

【コメント】
新連載『PPPPPP』は「ピピピピピピ」と読むらしい。凡才が音楽を通して天才とどう渡り合うのか、注目の作品だ。辛三の買い出しデートをこっそり尾行した太陽たちは、辛三を見守りながらも女性が苦手な様子を楽しんでいる。『レッドフード』と『NERU-武芸道行-』の掲載順位が気になるところだが、まだまだ駆け出し部分なので盛り返してほしいものだ。