週刊少年ジャンプ 2010年13号(2010年3月1日発売)

■ 掲載漫画ピックアップ

●表紙&巻頭カラー!新連載『詭弁学派、四ツ谷先輩の怪談。』(古舘春一)
生徒の間でまことしやかに噂される「四ッ谷先輩」。それは中島真の通う中学の都市伝説で、なんでも四ッ谷先輩はどんな事件でも解決してくれるとか。親友・ヒナノが行方不明になったこときっかけに、真は四ッ谷先輩のもとへ……!

 新連載第一回目、なかなか引き込まれる展開を見せてくれました。今回はキャラクターと世界観の紹介も兼ねてある事件を解決したので、次号からは本題のヒナノの事件の核心へと迫っていきそうです。

●連載第2回目!センターカラー『LOCK ON!』(土田健太)
真田映は高校生にしてプロのカメラマン。いつでもいい写真を撮ることに全力投球だ。そんな真田はある特別な能力を持っていた。いつも右目を覆っている眼帯を外したとき、真田の真の力が発揮される──!今回は特に大きな展開はなく、真田の能力を説明する回となりました。来週は何か事件が起こるなどしてストーリーが進むはずです。

●アニメ最新情報発表!センターカラー『ぬらりひょんの孫』(椎橋寛)
土蜘蛛に粉砕された百鬼を見て激怒したリクオはたった一人で土蜘蛛に挑むが、その力の差は歴然としていた。全く歯が立たないリクオ、そしてそれを見守ることしかできない百鬼たち。一命を取り留めたリクオだったが、土蜘蛛につららを連れ去られ愕然とする。そんな時リクオの目の前に現れたのは──!7月からテレビアニメ放映が決定しているこの作品、キャストもドラマCDと同じでかなり豪華な面々です。ラストで登場した牛鬼とともに、来週から厳しい修行が始まるのでは。

■ 掲載順チェック!

【今号の掲載順】
 詭弁学派、四ツ谷先輩の怪談。(古舘春一) <巻頭カラー>
 NARUTO-ナルト-(岸本斉史)
 BLEACH(久保帯人)
 べるぜバブ(田村隆平)
 LOCK ON!(土田健太)<センターカラー>
 家庭教師ヒットマンREBORN!(天野明)
 PSYREN-サイレン-(岩代俊明)
 ぬらりひょんの孫(椎橋寛)<センターカラー>
 こちら葛飾区亀有公園前派出所(秋本治)
 バクマン。(大場つぐみ&小畑健)
 いぬまるだしっ(大石浩二)
 めだかボックス(西尾維新&暁月あきら)
 SKET DANCE(篠原健太)
 トリコ(島袋光年)
 HUNTER×HUNTER(冨樫義博)
 銀魂(空知英秋)
 黒子のバスケ(藤巻忠俊)
 保健室の死神(藍本松)
 賢い犬リリエンタール(葦原大介)
 ピューと吹く!ジャガー(うすた京介)

【コメント】
上位はいつもの作品たちが並ぶ結果となりましたが、それ以下に若干変動あり。目立ったのは『めだかボックス』がいつもより順位を上げてきたこと。打ち切りも予想していましたが、巻き返しでしょうか。
『銀魂』は映画化が決定しているにも関わらず、ここ最近下降気味。同じく『バクマン。』も順位変動が激しく不安定です。
『賢い犬リリエンタール』と『保健室の死神』は共に続けて最下位付近をさまよっており、今後が心配。

次号は、今週休載だった『ONE PIECE』、そして『NARUTO -ナルト-』や『BLEACH』が変わらず上位に位置することが予想されます。『ぬらりひょんの孫』や『べるぜバブ』もここ最近安定して好調。このままある程度の順位をキープするのでは。特に『ぬらりひょんの孫』(椎橋寛)はアニメ化で今後さらに伸びる可能性ありです。『黒子のバスケ』もセンターカラーで順位を上げてくるでしょう。『トリコ』はここのところ展開が遅く、おそらく来週もあまり伸びないのではないでしょうか。