週刊少年ジャンプ 2021年19号(2021年4月12日発売)

■掲載漫画ピックアップ
jump_2021.19
●『アオのハコ』(三浦糀)
2号連続新連載の第1弾は青春部活ラブストーリー。中高一貫のスポーツ強豪校で、中学のバドミントン部を引退後、高校のバド部で練習させてもらっている大喜。高1の女バスの千夏先輩が好きで、いつも朝の自主練で顔を合わせている。しかし友人にはシード校と一回戦敗退校くらいの差があると言われてしまう。しかし偶然千夏に名前を覚えてもらえるきっかけができ、その後に驚きの展開が!!

●『SAKAMOTO DAYS』(鈴木祐斗)
汚れる仕事の時だけシンのエプロンをつけるルーに切れた彼は、一緒に痛くないと言うルーの言葉に店を出ていってしまう。その間に奇妙な格好をした集団が坂本商店を訪れ、シンの名札を付けているルーを勘違いして連れ去ってしまう。車の中でルーが自分はシンではないと告げるが……?!そこへ冷静になって帰ってきたシンは、店に誰もいないことに気付く。坂本と二人、バイクで救出作戦決行だ!!

●『夜桜さんちの大作戦』(権平ひつじ)
毒を操るミズキを前に、開花した七悪はどんな毒も環境も彼の身体によって最適化される。ガスを吸収したことで、ドアの向こうの研究体も無事かと思いきや、アイが葉桜の過活性ショックで瀕死になっていた。七悪は自分の血で中和しようとするが、ミズキが自分の持つ葉桜の成分を全注入しようとしする。そうすると彼は死んでしまうが、アイが死んだ娘に似ていて「魔が差した」と、自ら破滅の道へ……!?

■掲載順チェック!
【今号の掲載順】
アオのハコ(三浦糀) <巻頭カラー> <新連載>
呪術廻戦(芥見下々)
ONE PIECE(尾田栄一郎)
逃げ上手の若君(松井優征)
僕のヒーローアカデミア(堀越耕平)
Dr.STONE(原作:稲垣理一郎 作画:Boichi) <センターカラー>
SAKAMOTO DAYS(鈴木祐斗)
ブラッククローバー(田畠裕基)
夜桜さんちの大作戦(権平ひつじ)
高校生家族(仲間りょう)
ウィッチウォッチ(篠原健太) <センターカラー>
マッシュル-MASHLE-(甲本一)
クーロンズ・ボール・パレード(原作:鎌田幹康 作画:福井あしび)
僕とロボコ(宮崎周平) <センターカラー>
アンデッドアンラック(戸塚慶文)
破壊神マグちゃん(上木敬)
あやかしトライアングル(矢吹健太朗)
灼熱のニライカナイ(田村隆平)
BUILD KING(島袋光年) <最終回>
アイテルシー(稲岡和佐)
《休載》
HUNTER×HUNTER(冨樫義博)

【コメント】
物語序盤で最終回を迎えてしまった『BUILD KING』は、単行本で描き下ろしを含めて刊行される予定。前号に引き続き、下位掲載陣が新連載分の空きを作った。新連載『アオのハコ』年上女子を好きになる青春部活ラブストーリー。透明感があるが、どこまで頑張れるだろうか。期待したい。上位掲載で安定してきた『逃げ上手の若君』はどんどん面白くなっている。ピンチになっているが、早く続きが読みたいものだ。次号に期待である。