読むだけでお酒のうんちくが身につく!心があたたかくなる酒コミック『BAR レモン・ハート』

日本では20歳になると、お酒を飲むことができるようになります。このサイトを見ている方の中にも、飲める飲めないに関係なくBARや飲み会の雰囲気が好きという方も多いのではないでしょうか。

実際、お酒が好きな人は多くても「そのお酒の原料はなにか」や「名前の由来」など知らないことは多くあります。そんなお酒のうんちくを書いたマンガが、今回ご紹介する古谷三敏先生の『BAR レモン・ハート』です。

同作は4巻より「気持ちがすごくあったかい!!<酒コミック>」という副題がついており、基本的には一話完結で酒を中心としたマスターと客(メガネさんや松ちゃん、トシちゃんなど)の会話などがメインで、その中でそれぞれのお酒の紹介がごく自然に行われる形となっています。

紹介されるお酒は、ウイスキーやブランデー、バーボンなどの蒸留酒だけでなく、ワイン、ビール、カクテル、日本酒、中国酒など多岐にわたっているので、幅広いお酒に関するうんちくが自然に身につく構成です。

タイトルには「酒コミック」とはついていますが、ムリヤリお酒の話に結びつけているわけではなく、人情噺やどんでん返し、男のこだわりや生き様を紹介する話など多種多様なので、人生訓のお話としても楽しむことができます。

なお、2015年~2016年には中村梅雀さん主演でドラマ化されており、終了後は毎年スペシャルドラマがBSフジにて放映されているので、ご覧になったことがある方も多いのではないでしょうか。

作者はもともと赤塚不二夫先生のアシスタントをしており、当初はギャグマンガや少女マンガを主戦場にしていました。その後、独立してからは青年誌中心に移行して、『原点パパ』や『寄席芸人伝』などの作品を生み出しています。

ちなみに「レモン・ハート」というのは実在するラム酒の一銘柄で、古谷先生が経営する同名のバーが練馬区の大泉学園にあります。作者も時々顔を出されているようなので、興味のある方は行ってみてはいかがでしょうか。

【作品データ】
作者:古谷三敏(ファミリー企画)
出版社:双葉社
刊行状況:既刊35巻