妖怪の総大将の孫、見参!?『ぬらりひょんの孫』7月よりアニメOA

「ぬらりひょん」。この名前を御存知でしょうか。
そう、大きなはげ頭に着物姿のあの日本妖怪です。

ぬらりひょんの孫 1 (ジャンプコミックス)

ぬらりひょんを現代日本において有名にしたのはあの『ゲゲゲの鬼太郎』。
妖怪たちの大ボスにして、鬼太郎の宿敵として描かれたのが、このぬらりひょんであり、
『鬼太郎』の影響で、日本妖怪の総大将として、知られています。
ちなみに、2008年に公開された実写劇場版『ゲゲゲの鬼太郎・千年呪い歌』では、故・緒形拳がぬらりひょんを演じ、そして、同作品が緒方氏の遺作となったことも記憶に新しいところではないでしょうか。

さて、そんな日本人のよく知るぬらりひょんのお孫さんが、この夏TVに登場です

週刊少年ジャンプで連載中の『ぬらりひょんの孫』(椎橋寛)が、TVアニメが7月より放送されますが、
詳細な放映日も決定しました。
最も早いのが読売テレビで、こちらでは7月5日(月)からスタート。
さらにTOKYO MXと中京テレビでは7月6日(火) 
その後、BS11やアニマックスでも、OAが予定されています。

妖怪のボス・ぬらりひょんの孫にして、妖怪の総本山・奴良組の若頭であり、妖怪の血を4分の1ひいているリクオを主人公に、妖怪世界に任侠の要素を取り入れて描いたこの作品。
2009年CDドラマ化され、今年、ついに待望のアニメ化が実現しました。

ドラマCDに続いて、主人公・リクオ役は、『コードギアス 反逆のルルーシュ』などで知られる人気声優・福山潤が担当。
また、ヒロイン・家長カナ役に平野綾。さらに堀江由衣、櫻井孝宏、鳥海浩輔ら、声優界の人気者たちが並ぶ豪華キャスト陣となっています。

そして、大ボス・ぬらりひょんを演じるのは、TVアニメ版『美味しんぼ』の海原雄山役などで知られる名優・大塚周夫というのが、
気になりました。

実は、大塚氏は『ゲゲゲの鬼太郎』の初代アニメにおいて、あの「ねずみ男」を演じているのです。
20世紀のねずみ男が、21世紀には孫を育てるぬらりひょんになるとは、なかなか興味深い。

日本の夏の風物詩といえば、花火、風鈴、スイカ…など、色々ありますが、忘れてはいけないのが“怪談”。
日本の夏には妖怪がよく似合います。

『ぬらりひょんの孫』は、読売テレビ他で7月からOA予定。
今夏、TVアニメの世界でも妖怪たちが活躍してくれそうな気配です。

■『ぬらりひょんの孫』公式サイト
http://www.nuramago.jp/

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。