週刊少年ジャンプ 2020年11号(2020年2月10日発売)

■掲載漫画ピックアップ
jump_2020.11
●『鬼滅の刃』(吾峠呼世晴)
死の淵を垣間見て、強靭になって復活した炭治郎。禰豆子の力も借りずに刀身を赫くし、日の呼吸を繰り返して繋げていく。披露も重なり、一挙手一投足が精彩を欠いてくる炭治郎だったが、無惨は何故かそんな人間手負いの一人すら瞬殺できない。不思議に思い、取り込んだ珠世の細胞に問うが、確かに鬼を人間に戻す薬を使ったとは言う。ただ、記憶をたどるとそれだけではなかった!!

●『僕のヒーローアカデミア』(堀越耕平)
80kmの距離が離れた2地点を同時に制圧する必要があるヒーローたち。エンデヴァーたちは病院を訪れて、とあるドクターを追い詰める。しかし登録通りの「無個性」人間ではなく、むしろもっと厄介な個性を持っていた!!マイクは怒りドクターに問うが、その身体は分身。本体は別の部屋で、死柄木弔に夢中になっていた!多くの実験材料を保管してあるこの病院を捨てたくないあまり、行動が遅くなったドクターは……?!

●『ぼくたちは勉強ができない』(筒井大志)
妹が学校に行きたがらなかった頃を思い出し、それを後押ししてくれたのがうるかだったと思い出す成幸。人懐っこくおせっかいだと思っていたが、人一番努力家で、毎日遅くまで水泳の練習をしていると知ったその頃の成幸は、自分ももっと頑張りたいと思ったのだった。父の墓標の前でそんな思い出を繰り返し、自分はどうするべきかと考える。いっぽうでうるかは突然の──?!

■掲載順チェック!
【今号の掲載順】
鬼滅の刃(吾峠呼世晴) <巻頭カラー>
Dr.STONE(原作:稲垣理一郎 作画:Boichi)
僕のヒーローアカデミア(堀越耕平)
ぼくたちは勉強ができない(筒井大志) <センターカラー>
マッシュル-MASHLE-(甲本一)
約束のネバーランド(原作:白井カイウ 作画:出水ぽすか)
魔女の守人(坂野旭) <センターカラー>
チェーンソーマン(藤本タツキ)
呪術廻戦(芥見下々)
アンデッドアンラック(戸塚慶文)
アクタージュ act-age(原作:マツキタツヤ 漫画:宇佐崎しろ)
ゆらぎ荘の幽奈さん(ミウラタダヒロ)
ブラッククローバー(田畠裕基)
将棋道中膝栗毛(千木チキ) <特別読切>
AGRAVITY BOYS(中村充志)
ミタマセキュ霊ティ(鳩胸つるん)
夜桜さんちの大作戦(権平ひつじ)
ハイキュー部!!(宮島京平) <特別読切>
れっつ!ハイキュー!?(レツ) <特別読切>
サムライ8 八丸伝(原作:岸本斉史 作画:大久保彰)
ZIPMAN!!(芝田優作)
《休載》
ONE PIECE(尾田栄一郎)
ハイキュー!!(古舘春一)
HUNTER×HUNTER(冨樫義博)

【コメント】
やはり掲載順位を持ち直した『呪術廻戦』。五条抜きでも戦える面々に期待したい。久々の中段掲載の『ゆらぎ荘の幽奈さん』だが、コガラシが消滅?!どこまで物語が続くのかが気になるところだ。急遽作者の体調不良で休載となった『ハイキュー!!』の代わりに、スピンオフの特別読切が2作品登場している。『ZIPMAN!!』の失速が気になるが、ラスボス戦に挑むところで再浮上を期待したい。