『ダイの大冒険』新作アニメ&ゲーム化が発表され、ネットが大盛りあがりに!

有名国産RPG『ドラゴンクエスト』を題材にし、1989~1996年まで週刊少年ジャンプにて連載された『DRAGON QUEST -ダイの大冒険-』(原作:三条陸 作画:稲田浩司/全37巻)。なんと、その完全新作アニメとゲーム化プロジェクトが発表され、ファンを一気に沸かせている。

本作は勇者をめざす少年・ダイと仲間たちが、世界に争乱をもたらす魔王軍に立ち向かう“剣と魔法”の王道ファンタジー物語。壮大なドラクエ世界観と魅力的なキャラクターたちが読者の心をつかみ大ヒットした。また、ゲームのドラゴンクエストから見れば外伝にあたる作品だが、こちらで登場した一部の呪文や技が本家に逆輸入されるなど、少なからず影響力を発揮したことでも知られている。

実は1991~1992年にかけてテレビアニメ化されたのだが、当時まだ原作が連載中だったこともあり完全にストーリーを消化できていなかった。そのため今度の新作アニメは、原作後半に集中している名シーン・名台詞が再現されるのではないかと期待が寄せられているわけだ。

なおアニメ化の速報がもたらされるやネット上では大いに盛り上がり、『ダイの大冒険』という作品名はもちろん、「アバン先生」「ヒュンケル」「クロコダイン」など作中キャラクター名が次々とTwitterのトレンドに入り、令和でありながら今が平成初期なのかと錯覚してしまうほどだった(もちろん当時Twitterは存在しなかったが)。

まだキャスティングを含めた詳細情報は発表されていないが、最初のアニメで主要キャラを演じた声優の何人かは他界していることもあり、顔ぶれの大幅な変化もあり得るだろう。いずれにしても現代の技術で蘇る名シーンの数々を楽しみにしながら、2020年秋が予定されている新作アニメを待ちたいところだ。