週刊少年ジャンプ 2019年51号(2019年11月18日発売)

■掲載漫画ピックアップ
jump_2019.51
●『ハイキュー!!』(古舘春一)
日本の裏側で及川に出会った日向!!ビーチバレーに苦戦する及川だったが、地元の二人組に試合を挑まれて受けて立つ!そして砂に足を取られながらも勘を手繰り寄せ、誰にでも打ちやすいボールを上げるセッター魂を思い出して喜びが芽生えてくる。いろいろあったけれど、やっぱりバレーは自分を楽しくさせる。そして今、チームメイトは日向一人だけだ!!

●『約束のネバーランド』(原作:白井カイウ 作画:出水ぽすか)
女王の向けた鋭い爪の刃は、しかしムジカには届かない。微動だにせずにムジカはただ、女王が「飢えてかわいそう」と言う。どれだけ食べても、何を手に入れても満足できなかった女王。たったひとつ、自分が「満たされている」と自覚するだけでよかったのに──?!そして女王の暴食は破滅を招く。食べた鬼の力をそのまま発揮するということは、消化できていないということ。「食べ過ぎ」で自らを滅ぼす?!

●『アクタージュ act-age』(原作:マツキタツヤ 漫画:宇佐崎しろ)
観客は夜凪の味方になった。次のシーンは王賀美のいない、三蔵法師一行の登場だ。まずは影の薄い優しい面差しの白石が、三蔵法師に扮して登場する。羅刹女の怒りを鏡のように跳ね返す穏やかな表情。かつては優しくていい人の役しか回ってこなかった白石だったが、今ではヤクザの親玉を演じるヒールもこなす実力派俳優になっていた。あとは市子と武光を待つだけ!!

■掲載順チェック!
【今号の掲載順】
ハイキュー!!(古舘春一) <巻頭カラー>
ONE PIECE(尾田栄一郎)
鬼滅の刃(吾峠呼世晴)
約束のネバーランド(原作:白井カイウ 作画:出水ぽすか)
僕のヒーローアカデミア(堀越耕平)
Dr.STONE(原作:稲垣理一郎 作画:Boichi) <センターカラー>
アクタージュ act-age(原作:マツキタツヤ 漫画:宇佐崎しろ)
呪術廻戦(芥見下々)
ブラッククローバー(田畠裕基) <センターカラー>
ぼくたちは勉強ができない(筒井大志)
チェーンソーマン(藤本タツキ)
ゆらぎ荘の幽奈さん(ミウラタダヒロ) <センターカラー>
夜桜さんちの大作戦(権平ひつじ)
ミタマセキュ霊ティ(鳩胸つるん)
サムライ8 八丸伝(原作:岸本斉史 作画:大久保彰)
神緒ゆいは髪を結い(椎橋寛)
ふたりの太星(福田健太郎)
ビーストチルドレン(寺坂研人)
トーキョー忍スクワッド(原作:田中勇輝 漫画:松浦健人)
Dr.STONE reboot:百夜(稲垣理一郎 Boichi)
《休載》
HUNTER×HUNTER(冨樫義博)

【コメント】
安定の掲載順位ではあるが、下位掲載陣の動きのなさが気になるところ。また徐々に浮上してきている『アクタージュ act-age』には、静かな勢いが感じられる。新しく恋する女子を自覚した『ぼくたちは勉強ができない』の行方は?!面白展開の『夜桜さんちの大作戦』にももう少し奮闘を期待したい。次号は2019年最終号になる!!