35周年でイベントてんこもり『鎌倉ものがたり』

双葉社の「まんがタウン」で好評連載中の『鎌倉ものがたり』(西岸良平)が、8月5日発売の9月号で連載35周年を迎えました。これを記念してイベントがいろいろ開催されています。

本作の連載が始まったのは1984年2月の「漫画アクション」で、2000年から現在の「まんがタウン」に移籍して連載を続けています。タイトルの通り鎌倉近辺を中心に、ミステリー作家である一色正和(いっしき まさかず)や奥さんの亜紀子(あきこ)を中心に話が展開します。

また、時代的には現代となっているものの、昭和中ごろを思わせる物品が登場するだけでなく、妖怪、魔物、神仏などもレギュラーキャラクターとして登場するため、通常の現代劇とは異なった西岸ワールドとなっています。 そんな本作ですが2017年には『DESTINY 鎌倉ものがたり』として実写映画化もされました。主人公の一色正和は堺雅人さん、奥さんの亜紀子は高畑充希さんが演じ、安藤サクラさん、要潤さん、薬師丸ひろ子さんなども出演しています。

西岸先生の作品としては『三丁目の夕日』に続く映画化です。『ALWAYS 三丁目の夕日』の続編として『ALWAYS 続・三丁目の夕日』『ALWAYS 三丁目の夕日’64』が作られていますし、『DESTINY 鎌倉ものがたり』の興行成績も良かったそうなので、『DESTINY 鎌倉ものがたり』にも続編があるかと期待しているのですが、どうなのでしょうか。ツイッターではテレビ放送やソフト販売の情報提供に留まっているのですけれど、それでも期待したいものです。

さて、冒頭に書いた通り本作は連載開始から35周年を迎えました。同時に8月8日発売の単行本も35巻となっています。これを記念していろんなイベントが開催中です。

詳しくは双葉社サイトの特設コーナーをご覧いただきたいですが、ざっと紹介しましょう。
・単行本35巻の帯にある応募券で誕生35周年記念ツアー(抽選で4人)か複製原画(同10人)プレゼント(8月30日消印有効)
・主人公の一色正和が鎌倉警察署の一日署長に就任(9月20日)
・葉山警察署の狸山ポン吉刑事が葉山警察署安全安心サポーターに就任、葉山町福祉文化会館で就任式を開催(9月20日)
・オリジナルグッズ付き『鎌倉ものがたり』誕生35周年記念ツアーを開催(9月24日、10月8日、15日、22日、各回先着順)
・丸善ジュンク堂書店にて直筆サイン入り『鎌倉ものがたり』複製原画発売

直近の連載では、主人公である一色先生の代表作『由比ヶ浜殺人事件』に映画化の話が持ちあがります。ただし持ち込まれたのは魔界からの企画で、登場人物やスタッフも全員魔物との点に一色先生も戸惑うものの、奥さんである亜希子の勧めもあって映画化に同意します。その裏でとある陰謀が進んでいるとも知らずに……。

その後、順調に進んでいると思われた撮影では、女性アシスタントディレクターが殺害され、毒物入りの飲み物を飲まされた主演女優が倒れ、プロデューサーが短剣で刺され、と良からぬ出来事が立て続けに発生します。作家とともに名探偵としても活躍する一色先生の出番が訪れるのか。映画『由比ヶ浜殺人事件』は無事完成するのか。9月5日発売の10月号が楽しみです。

それに加えて話中で映画化となってたこともあり、『DESTINY 鎌倉ものがたり』でも続編があるのでは、と勝手な期待で盛り上がっています。

【作品データ】
作者:西岸良平
連載:「まんがタウン」連載中
刊行状況:35巻発売中(以下続刊)