週刊少年ジャンプ 2019年35号(2019年7月29日発売)

■掲載漫画ピックアップ
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●『サムライ8 八丸伝』(原作:岸本斉史 作画:大久保彰)
仕留め損ねたアタは、早太郎とアンまでも突き飛ばし、八丸に攻撃する!しかしそこへ八丸の父が盾となり、大きな致命傷を!?師匠はまだ修復率50%と戦える状態ではなく、寝ることで修復スピードを上げることにするが、八丸は父と過ごした幼い頃の思い出を脳裏に浮かべていた。泣き虫な八丸が強がって笑うと父も喜ぶ。だから──!ようやく「誰のために、何のために」強くなるのかを理解し始めた八丸は……?!

●『約束のネバーランド』(原作:白井カイウ 作画:出水ぽすか)
敢えて自分たちの痕跡を残していたソンジュとムジカ。誰かにつけられていることは、既にわかっていたのだ。しかしラムダのイレギュラーたちが襲いかかろうとした矢先、彼らに発作の症状が?!自分たちが襲われかけているというのに、人間は急がなければ手遅れになるとムジカは薬草を使おうとする。彼らが真に悪ではないと考えたのか、ハヤトたちも降伏。そしてドンとギルダは二人に真実を告げ「食用児を助けてください」と──?!

●『鬼滅の刃』(吾峠呼世晴)
禍々しい上弦の壱のセンターカラー!風柱・不死川実弥のとは、鬼を酔わせる「稀血(まれち)」というものを持つ人間らしい。メチャクチャな方法で鬼を退治し、運良く出会った鬼殺隊の一人と一緒に当時の下弦の壱を倒したのに、彼は不条理に死に、自分は柱になった。初めて産屋敷に出会った時も、さんざん罵ったが、母親が我が子に向けるような慈しみに包まれる気がした。そして見せられた手紙も……?

■掲載順チェック!
【今号の掲載順】
サムライ8 八丸伝(原作:岸本斉史 作画:大久保彰) <巻頭カラー>
約束のネバーランド(原作:白井カイウ 作画:出水ぽすか)
ONE PIECE(尾田栄一郎)
ハイキュー!!(古舘春一)
ブラッククローバー(田畠裕基)
鬼滅の刃(吾峠呼世晴) <センターカラー>
呪術廻戦(芥見下々)
ぼくたちは勉強ができない(筒井大志)
Dr.STONE(原作:稲垣理一郎 作画:Boichi) <センターカラー>
チェーンソーマン(藤本タツキ)
僕のヒーローアカデミア(堀越耕平)
科学と魔法の格闘家たち(原作:いぬころすけ 漫画:村田雄介) <センターカラー> <読切>
アクタージュ act-age(原作:マツキタツヤ 漫画:宇佐崎しろ)
ゆらぎ荘の幽奈さん(ミウラタダヒロ)
ふたりの太星(福田健太郎)
神緒ゆいは髪を結い(椎橋寛)
トーキョー忍スクワッド(原作:田中勇輝 漫画:松浦健人)
最後の西遊記(野々上大二郎)
ビーストチルドレン(寺坂研人)
《休載》
HUNTER×HUNTER(冨樫義博)

【コメント】
先週号とつながる表紙で『ONE PIECE』が劇場版上映に向けてラストスパート!巻頭カラーは『サムライ8 八丸伝』に、このところ中段掲載だった『約束のネバーランド』が続く。『ハイキュー!!』もぐっと掲載順位を上げ、安定の上位陣となった。しかしやや低迷気味の『アクタージュ act-age』が気になるところ。そろそろ盛り上がってきそうな気配に期待したい。最近女性陣ばかりの『ゆらぎ荘の幽奈さん』もやや微妙。ラグビーという素材が難しいのか、『ビーストチルドレン』が最後尾が定位置になりつつあり、W杯を控えているだけにもう少し盛り上がって欲しいと思う。