待望の新シリーズ!『修羅の刻』東国無双編が月刊マガジンにて連載開始

不敗の古武術・陸奥圓明流を操る少年の活躍を描いた大ヒット格闘漫画『修羅の門』。その外伝『修羅の刻』最新シリーズが月刊少年マガジン6月号より連載となり、ネット上では多くのファンが喜びに沸いている。

今回は「東国無双編」というサブタイトルで、単行本11~13巻にて展開された「織田信長編」の数年後が舞台となっている。史実通り本能寺の変で信長が倒れ、戦国の世はますます混迷をきわめていく。そんな時代に“陸奥”の名を継いだ陸奥 狛彦が主人公を務め、新たな強敵と出会うことになる。狛彦は信長編でもメインキャラだっただけに、当時から読んでいる人ならすんなり入っていけるだろう。

そして最大のライバルになる猛者が、徳川家康の配下として鬼神のごとき強さを伝えられる本多忠勝だ。あらゆる戦場で傷ひとつ負わず、槍の穂先に止まったトンボを真っ二つに斬る……そうした史実エピソードが作中でも披露された。

『修羅の刻』愛読者として気になる最大のポイントは、「圓明流の技でどうやって槍と戦うか?」だろう。過去のシリーズ作で陸奥圓明流伝承者は数々の剣豪、格闘家、さらには銃の名手とも激闘を繰り広げてきたが、意外なことに槍術の名手と戦った描写はない。普通の刀剣よりはるかにリーチの長い槍は、それだけで大きな脅威である。

さっそく第1話、戦場で対峙した狛彦と本多忠勝は互いに死力を尽くしてぶつかるが、決着はその後に持ち越される結果となった。短い戦闘シーンであるものの、フィニッシュブローとして使われることの多い必殺奥義・無空波がいきなり飛び出すなど見ごたえある一戦となった。

重厚な歴史ロマンに作者お得意の格闘バトルが加わり、30年間にわたり高い人気を誇る『修羅の刻』。どうやら最新の「東国無双編」も傑作となりそうだ。引き続き次号からのストーリーも楽しみにしたい。