あのレゴシたちがついに動き出す!話題作『BEASTARS』TVアニメ化発表

週刊少年チャンピオンに2016年から連載しており、マンガ大賞2018・手塚治虫文化賞・講談社漫画賞など数々の栄えある賞を獲得した人気作『BEASTARS』(板垣巴留/秋田書店)。そのTVアニメ化が発表され、さっそくネット上ではファンが喜びに沸いている。

(ストーリーなど詳細なレビュー記事は、こちらを参照ください

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本作はざっくり言えば学園を舞台にした青春群像劇なのだが、見てのとおり全キャラがごく普通に狼やウサギなど“動物”の姿をしているのが特徴。彼らは人間と同じ知能をもって会話し、服を着て、恋もして学校にも通う。

しかしこの動物キャラ化は単なる萌え狙いではない。彼らは肉食・草食のカテゴリ分けがされていて、互いに全面対立とまではいかないが派閥のようなものがある。

それに関連し、作品世界では他人(動物)を殺して食べる「食殺」が絶対のタブーとされているのもポイント。狼である主人公のレゴシは肉食であるため、恋心を抱いたウサギのハルに対し、自分の気持ちは愛情ではなく捕食本能ではないか……と悩んだりして、ストーリーに深みを与えている。

今のところTwitterを読むかぎり歓迎・絶賛といったポジティブな書き込みばかりで、ファンの期待度も高いようだ。まだ制作会社しか発表されておらずキャストなどは未公開だが、追加情報を楽しみに待ちたい。