週刊少年ジャンプ 2018年50号(2018年11月12日発売)

■掲載漫画ピックアップ
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●『食戟のソーマ』(原作:附田祐斗 作画:佐伯俊)
連載6周年記念巻頭カラー!「BLUE」の第2戦で、司瑛士と荒稼ぎ勝負をすることになった創真。タクミも燃えつつ、コンビニで入手できる程度の食材で、100ドル(約1万円)の価値のある皿を作り出す勝負が始まった!ここは定食屋である創真が有利かと思いきや、真っ先に勢い込んで出した皿がまさかのマイナス評価?!一方、司は500ドル超え!しかし、創真はようやくこの試験の意味を把握し、次なる皿に取り掛かる!!

●『火ノ丸相撲』(川田)
穏やかな愛情を感じるセンターカラーの火ノ丸とレイナに注目!相撲に必要なのは「心・技・体」に加えて「愛」?!家族を守るために、後のない横綱にこだわらず、大関の地位を守ることに甘んじてきた金鎧山関だったが、それは自分が家族を言い訳にしているに過ぎないのだと悟る。一方で火ノ丸も、「チヒロスペシャル」や「八艘飛び」など、仲間の技を取り入れてすがりつく。愛から繰り出せるか?!必殺の鬼車!!

●『ゆらぎ荘の幽奈さん』(ミウラタダヒロ)
狭霧の婚約に納得できない雲雀は、うららとともにその理由を探り当てる。それは政略結婚どころか、シンプルな脅迫でしかなかった。狭霧は誅魔忍軍の壊滅を避けるために差し出されたようなものだったが、自分が犠牲になれば済む話だと譲らない。やたらと結納を急ぐ宵ノ坂家との盃を交わす日、何の策もなく屋根裏に侵入した雲雀だったが、宵ノ坂のまりの横暴さに、つい……?!

■掲載順チェック!
【今号の掲載順】
食戟のソーマ(原作:附田祐斗 作画:佐伯俊) <巻頭カラー>
僕のヒーローアカデミア(堀越耕平)
ONE PIECE(尾田栄一郎)
鬼滅の刃(吾峠呼世晴)
ワールドトリガー(葦原大介)
火ノ丸相撲(川田) <センターカラー>
呪術廻戦(芥見下々)
ハイキュー!!(古舘春一)
ジモトがジャパン(林聖二) <1話目> <センターカラー>
アクタージュ act-age(原作:マツキタツヤ 漫画:宇佐崎しろ)
ぼくたちは勉強ができない(筒井大志)
Dr.STONE(原作:稲垣理一郎 作画:Boichi)
ブラッククローバー(田畠裕基)
ジモトがジャパン(林聖二) <2話目>
持ち込みのすすめ(藤巻忠俊) <特別読切>
約束のネバーランド(原作:白井カイウ 作画:出水ぽすか)
HUNTER×HUNTER(冨樫義博)
THE COMIQ(高橋和希) <短期集中連載>
ゆらぎ荘の幽奈さん(ミウラタダヒロ)
アリスと太陽(凸ノ高秀)
総合時間事業会社代表取締役社長専属秘書田中誠司(天塚啓示) <最終回>
思春期ルネサンス!ダビデ君(黒木雄心)

【コメント】
節目のおかげで巻頭カラーになった『食戟のソーマ』だが、次号での評価が気になるところ。復帰後はまだ好調の『ワールドトリガー』は、ある程度の区切りでの移籍を願いたいところ。やはり『ジモトがジャパン』がセンターカラーの2話掲載となっているが、「あつし」はこの先どうなるんだろう……。掲載順位を大きく落とした『Dr.STONE』だが、次号から新章突入なのでさらなる進化に期待したい。同様に下降してしまった『約束のネバーランド』だが、こちらもまず心配はないだろう。『総合時間事業会社代表取締役社長専属秘書田中誠司』が最終回となってしまったが、大団円ということで天塚啓示先生の次回作に期待したい。