週刊少年ジャンプ 2018年49号(2018年11月5日発売)

■掲載漫画ピックアップ
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●『ブラッククローバー』(田畠裕基)
両親と国王を守るために「運び屋」呼ばわりされても、「兄として」ランギルスを生きて連れ戻すと誓うフィンラル。好戦モードに入ってしまったジャックでも切り裂けないランギルスの空間魔法に、ヤミも冷静に戦力を分析する。そしてとうとうその防御を剥がすことに成功するが、その衝撃で二人は追撃できない体勢に。残るフィンラルでは到底魔力の強いランギルスを倒せないと察し、容赦なく繰り出される弟の攻撃を避けずにとった策は?!

●『Dr.STONE』(原作:稲垣理一郎 作画:Boichi)
千空と司の最初で最後のタッグチーム戦。容赦のない氷月の攻撃に司が応戦し、千空は仕掛けを施す。即席の導火線を作って爆破を起こすが、バケモノじみた氷月の前にはあまりにも無力だった。口八町で科学を謳う千空を槍で刺し、深手を追って死が迫る司をも追い詰める。しかし千空が胸を刺されたのは迂闊だったからではなく、作戦のひとつだった?!くらえ!10万ボルトのスタンガン攻撃!!

●『アクタージュ act-age』(原作:マツキタツヤ 漫画:宇佐崎しろ)
コミックスが全巻大重版という快挙を成し遂げてのセンターカラー。巌に憧れて劇団に入った七生は、過去を思い出すと涙が止まらない。亀太郎が代役を告げようとするが、そこに出番直前でもう袖にいるはずの夜凪が?!不甲斐ない自分を謝る七生に夜凪は一言「そんなんじゃ銀河鉄道に乗れないね」と声を掛ける。そして七生は悟った。誰にも言わなかった病気のことを、何故反対を押し切ってまで連れて来た夜凪にだけ話したのかを……?

■掲載順チェック!
【今号の掲載順】
ブラッククローバー(田畠裕基) <巻頭カラー>
鬼滅の刃(吾峠呼世晴)
ONE PIECE(尾田栄一郎)
Dr.STONE(原作:稲垣理一郎 作画:Boichi)
ワールドトリガー(葦原大介)
アクタージュ act-age(原作:マツキタツヤ 漫画:宇佐崎しろ) <センターカラー>
僕のヒーローアカデミア(堀越耕平)
約束のネバーランド(原作:白井カイウ 作画:出水ぽすか)
ハイキュー!!(古舘春一) <センターカラー>
思春期ルネサンス!ダビデ君(黒木雄心) <1話目>
HUNTER×HUNTER(冨樫義博)
呪術廻戦(芥見下々)
THE COMIQ(高橋和希) <短期集中連載>
思春期ルネサンス!ダビデ君(黒木雄心) <2話目> <センターカラー>
ぼくたちは勉強ができない(筒井大志)
火ノ丸相撲(川田)
ゆらぎ荘の幽奈さん(ミウラタダヒロ)
食戟のソーマ(原作:附田祐斗 作画:佐伯俊)
アリスと太陽(凸ノ高秀)
総合時間事業会社代表取締役社長専属秘書田中誠司(天塚啓示)
ジモトがジャパン(林聖二)

【コメント】
強者揃いで迫力ある回で巻頭カラーを飾った『ブラッククローバー』。アスタが表紙だけなのが残念だが、フィンラルの変化に心を動かされる。芸能界でもファンを増やしているという『アクタージュ act-age』も好調だ。相変わらず毎回危機に瀕してヒヤヒヤする『約束のネバーランド』も次回が待ち遠しいが、無垢な子供は何をするかわかならないので本当に怖い!『思春期ルネサンス!ダビデ君』は2話同時掲載でかたやセンターカラー!当然次号では『ジモトがジャパン』が同じ形態をとることになるようだ。『ゆらぎ荘の幽奈さん』も、狭霧がどう収めるかが見ものになってくるぞ!