週刊少年ジャンプ 2018年45号(2018年10月6日発売)

■掲載漫画ピックアップ
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●『Dr.STONE』(原作:稲垣理一郎 作画:Boichi)
科学か力かの全面戦争も佳境。戦闘部隊がわずかの間だけでもと身を挺して戦っている間、千空もただじっとしているわけではない。そしてクロムにも彼なりの考えがあるようで……?そして二人の科学者と雑用係のメンタリストによってできあがった、これ以上にはないと言える化学兵器!!問題は取扱が難しく危険なソレを、どうやって戦場に持ち込むかだが……ゲンの発想力で勝機が見えた!?クライマックス巻頭カラー!!

●『ぼくたちは勉強ができない』(筒井大志)
あしゅみー先輩が当番ということで、メイド喫茶の朝の掃除を手伝う成幸。フロアの次はトイレの個室を掃除することになり、からかわれながらも二人で個室へ。ようやく掃除を終えて出ようとするも、扉が開かない?!また冗談かと思いきや、成幸には心当たりが……そう、立てかけたモップが倒れてしまい、突っ張り棒状態になったのだ。時間になれば他のスタッフが来て気付いてくれると勉強をしながら待っていると、冷静だったあしゅみー先輩がだんだん挙動不審に──?!

●『総合時間事業会社代表取締役社長専属秘書田中誠司』(天塚啓示)
勝機に見えた不意打ちも見破られ、アカリンと猫屋が大ピンチに!!猫屋は自分がアカリンにAI化された頃のことを思い出す。今から10年後だが、彼にとっては10年前の話……捨て猫だった猫屋をアカリンの同僚が拾ってきて押し付けていったが、母親を亡くしたこともあり、彼女はいつも刺々しかった。捨て猫だった猫屋は、それが寂しさからくるものだとわかり、彼女に寄り添うようになる。そしてある事故で瀕死になった猫屋をアカリンが救ってくれたのだった。そして2人のピンチのど真ん中に、最強見参!!

■掲載順チェック!
【今号の掲載順】
Dr.STONE(原作:稲垣理一郎 作画:Boichi) <巻頭カラー>
約束のネバーランド(原作:白井カイウ 作画:出水ぽすか)
ONE PIECE(尾田栄一郎)
僕のヒーローアカデミア(堀越耕平)
アクタージュ act-age(原作:マツキタツヤ 漫画:宇佐崎しろ) <センターカラー>
ブラッククローバー(田畠裕基)
火ノ丸相撲(川田)
鬼滅の刃(吾峠呼世晴)
ジモトがジャパン(林聖二)
呪術廻戦(芥見下々)
ハイキュー!!(古舘春一)
SMART DEBU(内山貴) <読切> <センターカラー>
プリンプリン吉田の華麗なる人生(安道じょうけい) <読切> <センターカラー>
マタギと学生(長田憲之介) <読切> <センターカラー>
ぼくたちは勉強ができない(筒井大志)
HUNTER×HUNTER(冨樫義博)
ゆらぎ荘の幽奈さん(ミウラタダヒロ)
食戟のソーマ(原作:附田祐斗 作画:佐伯俊)
アリスと太陽(凸ノ高秀)
総合時間事業会社代表取締役社長専属秘書田中誠司(天塚啓示)
思春期ルネサンス!ダビデ君(黒木雄心)
《休載》
ワールドトリガー(葦原大介)

【コメント】
ジャンプ作品の中で、『Dr.STONE』はもちろんのこと、『アクタージュ act-age』と『呪術廻戦』が「次に来るマンガ大賞」にランクインしているので、掲載順位から見ても注目度が上がってきているのが感じられる。『約束のネバーランド』や『僕のヒーローアカデミア』なども過去にランクインしているので、これはかなりの後押しになるだろう。今号では「第88回赤塚賞」準入選作品が3本立てで掲載されている。準入賞なだけあって、結構ビミョーという雰囲気もあるが、今後の作品に期待したい。同時に新連載が開始した『ジモトがジャパン』と『思春期ルネサンス!ダビデ君』だが、今号では前回と立場が逆転している。どちらが長く残るだろうか。次号は再び通常モードで10月15日(月)発売だ!