週刊少年ジャンプ 2018年41号(2018年9月10日発売)

■掲載漫画ピックアップ
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●『約束のネバーランド』(原作:白井カイウ 作画:出水ぽすか)
連載2周年突破記念巻頭カラー!そして初めての人気投票の結果発表だが、カラーページで鬼たちが重々しく期待しているのがなんだか面白い。しかし本編は最終章突入とのことで、不要な長期連載化は避けるようだ。ゴールディポンドの猟場崩壊から約1年7ヶ月が経過していた。鬼たちの街の中を抜けたエマたちは、シェルターを拡大させていきながら、着実に真実に近づいていく!!

●『ぼくたちは勉強ができない』(筒井大志)
古橋の誕生日の前夜。成幸の家で勉強を教わった後、帰ろうとする彼女にフライングでプレゼントを渡したが……古橋が自宅で開封するとそれはまさかのブラジャー?!成幸の意図はわからないが、せっかくもらったのだからと、パッドを4枚(!)仕込んで翌日学校に来ると、うるかや緒方もそれぞれプレゼントをくれる。どこか古橋との間に微妙な空気を感じた成幸は「やっぱりプレゼント気に入らなかったか?」と尋ねるが……?!

●『アクタージュ act-age』(原作:マツキタツヤ 漫画:宇佐崎しろ)
突如夜凪家に現れて「泊めて」と言った天使・千世子。翌日はオフだから遊びに付き合ってくれと言われるが、役作りもできていないのに遊びなんて、と夜凪は断ろうとする。しかし結局千世子にゴリ押しされて付き合ううちに、自然と「友だちと遊びに出掛ける」という初めての経験を楽しんでいた。しかし心の中ではどうしても役作りのことを考えてしまう。そこで突如変装を解いた千世子は周囲から注目されるが、夜凪はそこに意味を見出して──!?

■掲載順チェック!
【今号の掲載順】
約束のネバーランド(原作:白井カイウ 作画:出水ぽすか) <巻頭カラー>
呪術廻戦(芥見下々)
ぼくたちは勉強ができない(筒井大志)
鬼滅の刃(吾峠呼世晴) <センターカラー>
アクタージュ act-age(原作:マツキタツヤ 漫画:宇佐崎しろ)
食戟のソーマ(原作:附田祐斗 作画:佐伯俊)
Dr.STONE(原作:稲垣理一郎 作画:Boichi) <センターカラー>
ゆらぎ荘の幽奈さん(ミウラタダヒロ)
僕のヒーローアカデミア(堀越耕平)
恋は戦争(アラビア吾朗) <読切>  <センターカラー>
ブラッククローバー(田畠裕基)
BE MADE(独楽京助) <特別読切>
ハイキュー!!(古舘春一)
火ノ丸相撲(川田)
銀魂(空知英秋)
総合時間事業会社代表取締役社長専属秘書田中誠司(天塚啓示)
アリスと太陽(凸ノ高秀)
キミを侵略せよ!(稲岡和佐) <最終回>
《休載》
ONE PIECE(尾田栄一郎)
HUNTER×HUNTER(冨樫義博)
ワールドトリガー(葦原大介)

【コメント】
ずっと低迷していた『食戟のソーマ』と『ゆらぎ荘の幽奈さん』が、中盤あたりまで戻ってきた。だいぶ光が見えてきた『約束のネバーランド』だが、今度はいつ終わってしまうのかという別の意味のハラハラ感が出てきてしまった。また、このところ好調を維持しているのが『呪術廻戦』だ。敵味方の入れ替わりが激しいが、この先どうなるのかが気になる。なんとか第2セットをもぎ取った『ハイキュー!!』はついにファイナルセットへ!相手が音駒なだけに、いつまででも試合を続けていて欲しい気持ちにもなる。前回せっかく浮上した『キミを侵略せよ!』は、最後尾で最終回を迎えてしまった。稲岡和佐先生の次回作に期待したい。次号は休日の関係で、9月15日(土)発売予定だ。間違えずに買いに行こう!