宇宙兄弟(15) (モーニングKC)

どこまで飛ぶか『宇宙兄弟』

宇宙兄弟(15) (モーニングKC) 小惑星探査機はやぶさに限らず、宇宙に対する憧れは多かれ少なかれ誰でもあるだろう。そんな宇宙飛行士を目指す漫画『宇宙兄弟』(小山宙哉)が講談社の「週刊モーニング」で大好評連載中だ。

自動車メーカーに勤務していた南波六太(なんば むった)は上司とトラブルを起こして会社を退職してしまう。そこで既に宇宙飛行士になっていた弟である南波日々人(なんば ひびと)との約束を思い出し、自分も宇宙飛行士を目指していくストーリー。漫画であっても、すんなり宇宙飛行士になれるわけではなく、様々な試験や訓練、そして人間関係が絡んで一筋縄では行かない展開が続く。「ちょっと間延びしたかな」と思わせる展開があるものの、舞台をアメリカに移して連載が続いている。

六太が宇宙飛行士になる過程が綿密に描かれているが、一足先に宇宙飛行士になった日々人が宇宙に地上にと活躍する場面も面白い。タイトルのように2人が揃って宇宙に出られるようになるのか、今後の連載に期待している。

同作品は第56回小学館漫画賞一般向け部門と第35回講談社漫画賞一般部門を受賞。また毎年年末に開催されるマンガ大賞では、2009年2010年と連続2位となるなど、関係者の間でも評価は高い。そしてムック『We are 宇宙兄弟』の発売や、望遠鏡などで有名な光学機器メーカー、Vixen(ビクセン)とのコラボレーションなども実施されている。

ここまでヒットすると、当然のように上がってくるのが、実写化などのメディアミックスだ。『宇宙兄弟』も映画が着々と進行している。
主人公の南波六太を小栗旬、南波日々人を岡田将生が、ヒロインで宇宙飛行士候補の伊東せりかを麻生久美子が演じる。他のキャストは堤真一、井上芳雄、新井浩文、濱田岳、塩見三省など個性的な俳優が選ばれている。
そして主題歌がイギリスの人気グループ、コールドプレイの「ウォーターフォール~一粒の涙は滝のごとく」に決定と、続々話題に上がっている。公開は2012年春に東宝系の予定。どのような作品に仕上がっているのかが楽しみだ。

【関連URL】
・講談社週刊モーニング『宇宙兄弟』公式サイト
http://morningmanga.com/lineup/31

・映画『宇宙兄弟』公式サイト
http://www.spacebrothers-movie.com/

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