岡田准一が“殺さない殺し屋”を演じる!『ザ・ファブル』実写映画化が決定!

あまりに強すぎる殺し屋が1年間の休暇を与えられ、普通の社会で“無害な一般人”として過ごす――そんな設定の人気アクションコメディ漫画『ザ・ファブル』の実写映画化が、この22日に発表され話題を呼んでいる。主役のファブルを演じる岡田准一はじめ、木村文乃、佐藤浩市など実力派キャストがずらりと並ぶ。公開は2019年予定となる。

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なにかと物騒なご時世に殺し屋漫画の実写化なんて……と思われるかもしれないが、『ザ・ファブル』に関して心配は無用。

その気になれば本職のヤクザや殺し屋すら秒殺できる戦闘のエキスパートだが、主人公はストーリー冒頭から一貫して「目立つと困るから殺しは禁止」と上司に念を押されており、それを頑なに守り続けるからだ。アクションシーンは日用品をうまく使って敵を無力化したり、緊張感を維持したまま多彩なかけひきを楽しめる構成になっている。

無害な青年としてふるまう殺しの天才、日常シーンと戦闘時とのギャップ、随所に挟み込まれたコメディシーン、まわりの人々との交流によって少しずつ変化していく主人公の心情などは、『るろうに剣心』と共通点が多く、ああいった作風が好きな人には特におすすめできる。

原作漫画は絵柄にクセがあって読者をやや選んでいたが、ついにその枷も外された。講談社漫画賞受賞作の秘めたポテンシャルが、有名キャストの熱演でどう解き放たれるか。おそらく原作を読んでいなくても存分に楽しめる痛快アクションエンターテイメント作品に仕上がるはずだ。